【統一地方選最前線】弘川よしえさん兵庫県政へ「不断の努力」の挑戦

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 弘川よしえさんとの出会いは十数年前。難民の入管問題に取り組む、活発で雰囲気を明るくする人だった。弁護士になったと聞いた時は、彼女らしく困っている人の為に働くんだろうな、と嬉しく思った。  

2015年、多くの憲法学者が「違憲」とする中、安保関連法が強行採決された。その頃、私と弘川さんは出産し、育児を共通の話題に仲良くしていた。普段は政治について話さない私だったが、自衛隊が遠い地で子どもたちに爆弾を落とすのは嫌だと思い、弘川さんと反対の声をあげた。  

弘川さんほど憲法に愛情と熱意をもって語る人はいなかった。彼女が講師を務める憲法カフェで、13条を語る姿は活き活きしている。憲法12条「不断の努力」。安保関連法が施行され落胆したが、一過性の勝ち負けにこだわらず、生活を大事にし、視野を広く活動し続けよう。政治は身近なもので、生活と関わりながら「誰でも声をあげて良い。誰でも参加できる」と教えてくれた。あすわか・ママの会・ミナセン・リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会など、活動の幅を広げている。  

そんな弘川さんが、「あなたの声を政治の真ん中に」というスローガンで、兵庫県政へ挑戦する。「不断の努力」の挑戦だ。リーフレットには「ママ弁護士走ります」の文言。昔から彼女は小さな声を聞くために走っていた。これからも多くの小さな声と共に進むのだろう。弁護士になった時と同じで、政治に新しい風を吹かせるだろう! と、心からエールを送る。 (田中なお)

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