【狭山事件 袴田事件】トーク&ライブ

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 2月17日「闇から希望をつなげて」(主催・狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西実行委員会)が開催され、阿倍野区民センターホールは石川一雄さんと袴田巌さんの免罪を訴える600人の参加者で埋め尽くされた。石川さんは第三次再審を控え、袴田さんは最高裁に特別抗告中。記念講演で、本田哲郎神父はポピュリズムを批判し、「無実という真実に依拠して闘おう」と呼びかけた。記者会見での登壇者4名のインタビューをお伝えする。(編集部・村上)

――再審へのおもいは?
石川一雄‥いよいよかな、と思います。警察官も、反証文を書けないで困っています。下山鑑定(石川さんの家で発見された「被害者の万年筆」が偽物だったこと)に期待がもてます。これ以上の証拠はありません。DNA鑑定に匹敵する証拠だという確信をもって、第三次再審へ取り組みます。
――石川さんは、かつて「部落解放」をテーマに、最近は「獄友」など「免罪」もテーマにつながり、運動が広がっています
石川一雄‥今年ほど年賀状が来た年はなかった。これは狭山事件の再審結果への期待感のあらわれで、良かったかなと思う。

 狭山事件は、私が犯人ではない決定的な証拠が出ています。事件に使用されたとされるスコップが養豚場の物でなかったとしたら、私の無実が証明されるのですから。
――今年こそは無実をかちとる?
石川早智子‥今年こそは本当に今年こそはです!
――高裁で再審請求が棄却されたことについて
袴田秀子‥勝つまで頑張ります。
――支援者としては?
小室等‥世間の多くの人は、この事件について知りません。だからといって理不尽なことが続いていいわけがないのです。

 たった一人への理不尽な仕打ちをも許してはならない。僕たちはミュージシャンですが、ちんどん屋としてでもいい。お手伝いしたいと思います。

※狭山事件‥1963年、埼玉県で女子高校生が誘拐・殺害された事件。警察は、被差別部落に見込み捜査し、石川一雄さんを逮捕。ウソの自白をさせ、犯人にでっちあげた。一審は死刑判決。1977年に無期懲役判決が確定。現在第三次再審請求中。
袴田事件‥1966年、静岡県で発生した強盗殺人放火事件。被告の袴田巌さんには死刑判決が下された。2018年高裁で再審請求が棄却され最高裁に特別抗告中。

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