もう一つのアラブ・イスラエル問題 (編集部・脇浜) (ニューヨーク市立大学の文化・女性学教授であるエラ・ハビーバ・ショハト(1959~)はイスラエル生まれのイスラエル育ちだが、両親は一九五〇年代初期に故郷イラクを逃れて …
【時評短評 私の直言】地方議員のススメ
宝塚市議 大島淡紅子 最近、選挙戦にからむ金銭の授受や、不倫騒動などワイドショーネタに度々登場する地方自治体の議員。 議員の務めとしては、 年4回の定例会(プラス臨時会)中、本会議や委員会に出席し、行政側もしくは議員 …
パリ第三回反核世界社会フォーラム報告(前)「軍事も民間利用の核もない世界」をスローガンに
パリ第八大学博士課程在学 須納瀬 純 福島事故を機に世界大会開催へ 11月2日から3日間、パリで「反核世界社会フォーラム」が開催された。 世界社会フォーラムは、ダボスで開催される「世界経済フォーラム」に対抗する形で2 …
「赤軍派」の名を語った不当弾圧に憤る
人民新聞12月5日号を読んで、人民新聞社の活気、山田編集長の元気な声、そして「オリオンの会」の「11・21人民新聞社・岡本公三さん支援活動に対する不当弾圧への抗議声明」によって、私にも全体情況がよく判りました。 まず …
【イスラエルに暮らして】秘密警察の失敗
撮影仲間ムスタファ・アル・ハルーフ(30歳)が11月16日シャバク(*注)に自宅から連れ去られた。ムスタファはトルコのアナドル通信の専属カメラマン。生後3ヶ月の女児の父である。 同日、午前10時ムスタファが妻・娘と暮 …
【2018新春インタビュー】前編 勃興するポピュリズムと安倍政権
田畑 稔さん(哲学者、季報『唯物論研究』編集長) 激動する世界の中で、人民主義の本質を問う 2017年は森友・加計学園疑獄が大きく問題化したが、安倍政権は続き、朝鮮への攻撃を煽り、共謀罪も強硬可決した。本紙も創刊50年 …
ぷりずむ
この社会を構成しているものは、(1)市場・科学、(2)制度・政治、(3)愛・道徳・精神・個人・文化・アートのレベルがある。企業家や学者は(1)、法律家や政治家や行政職員、政治闘争/制度改革運動は(2)のレベルで動いてい …
【2018新年メッセージ】相撲報道に明け暮れるメディアの堕落 人民新聞負けずに頑張ろう!
原発いらない福島の女たち 黒田 節子 まず、編集長さんの逮捕に、全国の皆さんと共に抗議の声を上げたいと思います。人民新聞という一見こわもての新聞名ですが、内容は原発からパレスチナ、介護問題、若者層の新しい動きなど、特定 …
【 2018新年メッセージ】自治体議員として「アベ改憲」にどう抗うのか
社民党川西市議会議員 北上 哲仁 私は「憲法を具現化し、その理念を前進させる市民でありたい」「自治体の役割は、憲法を具体的に実践することだ」と考え、日々活動しています。 若い世代ほど、安倍政権を支持する割合は高いと言 …
広島高裁、地裁の判断を覆し 伊方原発運転差止めを命じる
全国から500人 四国電力本店包囲 伊方原発3号機は去年10月から定期検査のため停止中だが、四国電力は再稼働を狙ってきた。広島高裁の判決を前に、12月10日四国電力本社のある高松で「STOP! 伊方原発高松集会」が行わ …
不正に使われる巨額の復興予算 自主避難者支援に回すべき
不正を追及した宮本しづえ福島県議(共産党)に聞く 企業呼び込み優先避難者は後回し 1633号から、福島復興予算の巨額利権問題の追求を始めた。特に計2千億円の予算が使われてきた「企業立地補助金」は数十億もの不正が続出。福 …
【イスラエルに暮らして】イスラエル兵を平手打ちした少女が世界の話題に
イスラエル在住 ガリコ美恵子 イスラエル兵2人が、ナビ・サーレ村にあるタミミ家の庭に侵入し、1時間立っていた。長女アヘッド(16)と従姉妹ヌール(21)は庭に行き、兵士に抗議した。「うちの庭で何してるの。出て行って!」 …
学校には被ばくの不安材料が山積み 汚染冷凍みかんをめぐって
1633号で報告した東京の脱被ばくデモで、横浜の小学校の校庭に置かれた原発放射性廃棄物を、市に一部回収させることに成功した中井美和子さんが発言した。数少ない成功例だ。 3.11後に死活問題となった子どもたちの被ばく阻止は …
【イスラエルに暮らして】汚職問題に揺れるナタニヤフ政権沈静化を狙うも失敗
イスラエル在住 ガリコ美恵子 12月6日、米大統領トランプによる発言「エルサレムをイスラエルの首都として認める」発表に対し、パレスチナ各地で抗議デモが始まった。ダマスカス門(エルサレム旧市街)では民衆が階段に座り、「ト …