防衛省は2016年、民間のフェリーと船員を自衛隊のために運用できるようにする、新たな制度をスタートさせた。契約した民間フェリーは、他国からの攻撃を受けた場合の防衛出動や災害派遣の際、72時間以内に出港して戦車などの特殊 …
街頭に出よう(ぷりずむ・n)
これだけ現前の政治が腐敗しているのに、これを打破する直接の行動が広がらないのか。議会政治でも、立憲民主党などは、国政では野党だが、地方では保守政治家と連携するところが多く、地方と国政を一体に既成の政治を打破するというと …
6・30「山田編集長は無罪だ!判決前大集会」
「山田編集長は無罪だ!判決前大集会」が6月30日に尼崎市小田地区会館で開催された。 7月18日の判決を前に、弾圧の不当性を捉え返し、無罪の世論を広げることが目的だ。編集長の決意表明、橋本弁護士の争点解説、安倍政権の報 …
【ぷりずむ】自然の波に逆らうと、ろくなことはない
湿度が上がってくると、身体に熱がこもって、だるい。やる気がしない。やる気がしないのは高温多湿のせいなので、私は悪くない。文句を言うなら天気に言ってほしい。だいたい、近代のシステムというのは、季節を問わず、一定のリズムで …
イスラエル 「過越し祭」の虐殺
ネーヴェ・ゴールドン(ベン=グリオン大学政治学教授) 『アル・ジャジーラ』2018・4・1翻訳・脇浜義明 <過ぎ越し祭り(すぎこしのまつり)> ユダヤ教の三大祭りの一つで春祭り、ユダヤ民族のエジプトからの脱出を記念する …
【新刊紹介 本】ネパール・タライ平原で暮らす 著者 藤井 牧人
藤井牧人 プロフィール 1974年 大阪府生まれ。農村指導者養成校アジア学院研修などを経て、2007年から3年間よつば農産(関西よつ葉連絡会)で地場野菜を担当。2010年からネパールで農業を軸に複業で暮らす。ブログ「ネパ …
【文化欄】連載:みんな「居場所」を求めている(4)~八百屋 フランク菜っぱ~
人とひとをつなげたい かつてフランク・ザッパというロックミュージシャンがいた。あまり音楽は聞いたことがなかったが、なかなかいい。転調の多用や言葉遊びなど実験的であり、また歌詞においては政治批判や社会風刺も多かった。そし …
【時評短評 私の直言】マイナンバー制度は廃止に
芸能人を使った無意味な普及策 最近、政府広報制作のマイナンバーカードのCMをテレビでよく目にする。お笑い芸人がアルバイトの面接のコントをする。店長「採用するから学生証と保険証とマイナンバー持ってきて」学生「え? かも南 …
沖縄・先島現地取材(2)石垣島の自衛隊ミサイル基地建設
前号の沖縄・辺野古に先立ち、石垣島・宮古島の自衛隊基地建設も取材した。陸上自衛隊は旧日本軍の離島捨て石作戦を引き継ぎ、「対中国」のミサイル配備を急速に進めている。将来の自衛隊の沖縄配備と連動している。しかし、地元の住 …
南北首脳会談は韓国民主化闘争の成果
朝鮮半島の非核化・歴史的朝米首脳会談が間近に迫るなか、完全に蚊帳の外に追いやられた安倍外交の失敗は明らかである。安倍外交の貧弱さに比して、年明け以降の和平・非核化に向けた対話路線は、東アジア・世界で注目されている。朝鮮 …
学生&京都市インタビュー 京都大学立看板規程
「立て看規程」に反発した学生・市民によって「吊り看」「垂れ看(横断幕)」「洗濯物」などさまざまな種類の掲示物が設置されたが、5月1日午前7時、大雨の降るなか、京都大学キャンパス内。およびその周辺に設置されていた立て看板 …
【ぷりずむ】財務省トップのセクハラ事件
財務省トップのセクハラ事件で、財務省が被害女性記者に名乗り出ろといったことや、大臣から財務次官はハメられた、録音して週刊誌に出したことは「ある意味で犯罪」、「福田に人権はないのか」と述べたこと、テレビ朝日が「記者が取材 …
【実録】公安警察取り調べ(4)
逮捕から5日目、雑談拒否を伝えてからは、「本来」の緊張感ある取り調べとなった。刑事の表情も別人のように変化した。素直で好奇心旺盛なスポーツマンが、コーアン3課の刑事の顔に見事に変わって見せたのである。 刑事N「あの銀 …
西成警察が違法捜査
釜ヶ崎の小さな居酒屋「はな」。尾崎美代子さんが一人で経営し、日雇い労働者たちの憩いの場となっている。その客が逮捕され勾留・接見禁止が続いている。 4月25日、西成警察が「挙動不審」との理由から、任意聴取を拒否したにも …
【厚労省】東京労働局長がマスコミを恫喝
厚労省は過労死の経緯の説明を拒否 近頃、省庁トップの辞職や更迭が相次ぎ、もう忘れ去られかけているが、3月末に厚生労働省東京労働局の勝田(かつだ)智明局長が懲戒処分を受け更迭された。 今国会で裁量労働制の対象拡大が取り …