洒落もきかせて遊び心で楽しめるように 2018年初め、市民社会フォーラムという「分野を超えた学習・交流と、社会へのさまざまな問題提起をしよう」との考えに基づき幅広いジャンルの学習会(講演・シンポジウムなど)を開催してい …
【文化欄】みんな居場所を求めてる めだか古書店(西田店主)
若者が住むシェアハウスに学ぶ 「禍転じて福となす」と言ってしまっていいのか、母親の介護というある種、密接的な関係のなかで予想外のちょっとした運命的な拡がりを感じている、という。 「めだか古書店」の西田さんは、もともと …
【朝米会談現地取材】日本メディアの無知と偏見
海外には存在しない「キシャクラブ」の壁 D・トランプ米大統領と金正恩朝鮮国防委員長は6月12日、シンガポール南部セントーサ島で史上初の朝米首脳会談を行った。 私はシンガポール通信情報省が発行する記者証を得て、10~1 …
【ぷりずむ】
米朝首脳会談がらみの報道で、認識のゆがみが典型的に出ているのが拉致問題だ。米朝首脳会談で日本人拉致問題が解決するはずがないのに、日本のメディアでは事前にも会談後にも、拉致問題が解決に向けて大きく前進するかのような楽観的 …
【新潟県知事選挙】争点隠しで僅差で敗北
与野党の総力対決と言われた新潟県知事選は、与党の花角英世氏が勝利した。最大焦点の柏崎刈羽原発再稼働の是非をぼかされたことが敗因と言われ、名護市長選と同様、巨額の原発マネーを背景に期日前の組織投票や野党側へのデマ・脅しもあ …
ネオリベラリズム終焉は新しい社会体制誕生のきっかけになるだろうか?
いわゆる「階級闘争」では我々は負けたと言ってよいだろう。数十年前に資本主義がネオリベラル・グローバリゼーションに入ってから、資本の側が階級闘争を仕掛け、労働者階級は迎合するか沈黙するか自閉するかである。ネオリベラリズム …
【言わせて聞いて】
中国に弾圧されているチベット、ウイグルなど、少数民族、ミャンマーのロヒンギャ民族など、パレスチナ人同様に不当な扱いを受けている人々をテーマにした記事を取り上げてほしい。 後藤光愛(大分刑務所) 海外情報、パレスチナ問 …
人民新聞の発展と国賠訴訟のため読者紹介と夏季カンパをお願いします
昨年11月に起こった人民新聞弾圧への広範な抗議と、発行継続へのご支援・ご協力に心から感謝します。反弾圧カンパは、300万円を突破し、おかげさまで人民新聞は、紙面改革を加速させることができ、読者も大幅に増加しています。私 …
【本 BOOK】原発被ばく労災 拡がる健康被害と労災補償
声を上げる被ばく労働者 原発は「トイレのないマンション」といういい方がある。それは使用済みの核廃棄物などのことを言っているわけだが、この「マンション」は、建築資材を調達するところからウラン採掘での原住民や労働者を被ばく …
【視点論点】ガザのもう一つの悲劇 PAやファタハの堕落
人間の命は党派の駒ではない どこでも政府とか団体指導部というものは、国民や成員のことよりは、自分の権力や地位の保存や拡大に関心をもつ。パレスチナでも同じようだ。パレスチナ自治政府(PA)とガザを統治するハマースの確執は …
【ニカラグア左翼政権の変質】かつてのサンディニスタ革命政権が今や反政府運動を武力弾圧
オルテガ政治に大衆が反乱 「サンディニスタ革命運動」で地位を確立したオルテガ大統領。しかし4月、政府の年金改革政策に反対する大衆デモに対し、死者数十人、負傷者数百人にのぼる弾圧にを行い、彼の反革命性が露呈した。 米国 …
【論説第4回】台頭する中国 第二期習近平政権をどう見るか
6月14日、中国の現状をテーマに本紙第4回論説委員会を行った。この間、急速に台頭し世界の政治経済に大きな影響を及ぼしている中国。先ごろ発足した第二期習近平指導部は、どんな課題を抱えているのか――議論した。 習近平への権 …
大阪北部地震 統一行動を強制する学校
緊急時こそ 助け合いを 先日6月18日の大阪北部地震の際、子どもたちが通常どおり登校した後、一転して休校になり、保護者の迎えを要請された。私は福祉現場の責任者で、その日、職員の半数が交通麻痺のために出勤できていなかった …
【時評短評 私の直言】強制不妊手術 国家賠償請求が始まった
8年制定され96年まで続いた優生保護法の非人間性 1948年に全会一致で制定された旧優生保護法は、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」、「母性の生命健康を保護する」の二つの目的から、不妊手術と人工妊娠中絶を行 …