【緊急声明】(要約)でっち上げの「傷害容疑」に名を借りた労働運動弾圧を即時中止せよ!

 7月11日午前10時頃、フリーター全般労働組合/キャバクラユニオン事務所に、15名を超える赤坂署警察官が突然踏込み、家宅捜索を始め、組合のパソコンや名簿などを押収しました。同時刻に組合員Aさんの個人宅にも家宅捜索が入 …

【編集委員トシのつぶやき】

ワールドカップ覚え書き  ワールドカップの大騒ぎは日本代表が敗退すると決勝を待たずに静かになった。サッカーそのものよりも、ナショナル・チームに自己同一化して応援することのほうが好きな人が多いのだろう。しかし、優勝したフラ …

【実録】公安警察取り調べ(8)

 12月22日に拘置所に移されて以降、読書と気功と運動という平穏な日々を過ごしたが、拘置所の正月はさらに穏やかで静かなものだった。日記には、「いい朝だ。気分もいい」と書かれている。  「拘置所で迎える正月」というと、なん …

【イスラエルに暮らして】非暴力デモにドローン攻撃

瀕死のけが人を治療するガザ病院の日本人外科医  「イスラエル兵に撃たれて運ばれてきた怪我人の太ももの付け根から、血が噴水のように噴き出していた。僕は点滴用ビニールを包帯代わりにして止血した。重症の怪我人が次々と運び込まれ …

【映画紹介】ガザの美容室 タルザン&アラブ・ナサール監督 パレスチナ・フランス・カタール合作

おしゃれできる平和な日常を  役者揃いの舞台劇のようだ。イスラエルに封鎖されるガザで営まれる小さな美容室を訪れた13人の女性たち。その会話を通してガザの民衆の日常生活、不安、不満そして怒りが伝わってくる。  監督が語って …

【文化欄】居場所づくり カフェで青空古本市 「ひとはこのみのいち」

「学生は地域に出て人間関係の広がりを持つべきです」  徳島県のカフェ「weird(ウィアード)」の店先で青空古本市「ひとはこのみのいち」が毎月開催されている。  古本市のやり方をイラストや写真を使い説明した新書「一箱古本 …

【視点論点】米国の民主党予備選挙

 トランプ人気が富裕層や白人至上主義右翼ばかりでなく、低学歴・貧困白人大衆層でも堅実であるが、一方、トランプに敗れた民主党内で若手急進的左翼勢力が躍進しつつある。バーニー・サンダース人気も上昇、事実上党を二分しつつある。 …

【バリアのない街】国が死に方を決める社会の到来と抵抗

空前の看取りブームに壊される終末期医療と介護の現場  「なお、この死亡時の同意書は、いつでも撤回・変更することが可能です」 ―私は、介護現場での死亡時の処置に対する同意書の雛形を作成している。遺書は一般的になったが、介護 …

森友問題から大阪維新の会の闇を暴く

 7月7日、豊中市曽根のアクア文化ホールで「森友問題から大阪維新の会の闇を暴く」(主催:森友学園問題を考える会)が開催され、約300人が参加した。1部では、週刊金曜日の片岡伸行さん、フリージャーナリストの横田一さん、木村 …

【ぷりずむ】

 自分には何もできないと言い訳して、思考停止し逃げる人が多い。それが社会を悪くしている。自分ができることを具体的に考えておくべきだ▼「セクハラ現場にいる、第三者である自分」に何ができるか。直接介入としては録音したうえで「 …

【抗議声明】被害者なき「詐欺罪」で懲役1年、猶予3年の重刑

 「懲役1年。執行猶予3年」の有罪判決は、楽観はしていなかったので想定内ではあった。だが判決理由を聞いて「到底受け入れられない」との思いが募った。  実質的に被害者のいない事件で懲役刑を科す以上、それなりの判断基準が示さ …

【通常国会閉会】専制深める安倍政権 民主主義の根幹を破壊 市民の課題は何か?

「梅田解放区」に集った人々から  昨年6月25日号で、本紙は「戦後最悪の国会が閉会した」と書いた。だが、与党が森友・加計学園問題などに説明も責任も果たさず、内閣不信任案をあっさり否決してカジノ法案を通して終わった今国会は …

【言わせて聞いて】

 前々号の国際欄のニカラグアの記事に対し、ご意見ありがとうございます。矛盾の中で自らも矛盾を抱え込んで政権運営するのですから、当然変質も生じてくるでしょう。  今のFSLN(サンディニスタ民族解放戦線)はかつて私たちがモ …

【本 BOOK】『原爆の世紀を生きて爆心地からの出発』米澤鐡志著 アジェンダ・プロジェクト刊単行本222㌻ 1512円

この本は、1945年8月6日朝、広島市内の爆心地近くの電車の中で母と共に原子爆弾を浴びた10歳の少年が恐ろしい破滅と人間の生き死を見せつけられながら被爆の死の淵を彷徨い、9月1日に母を失い、母乳を飲んだ一歳の妹を10月に …

【京都大学】立て看板や吉田寮のある景観を残そうデモ

 7月28日、「立て看板と吉田寮のある景観を守るデモ」を、京都大学周辺住民・元寮生からなる私たち「百万遍クロスロード」は行いました。京大の立て看・吉田寮問題は学生だけの問題ではありません。大学は本来公的な施設であり、知識 …