1月30日(水)16:30 「国・地方係争処理委員会」への申し入れ 18:30 総務省前リレートーク 19:30 ヒューマンチェーン
場所:総務省前 (東京都千代田区霞が関2-1-2)
私人の権利救済を目的とした行政不服審査請求を私人ではない防衛省沖縄
防衛局が用い、沖縄県の辺野古埋め立て承認取り消しの執行停止を求めるこ
とは許されるのでしょうか。これは、行審法第7条2項の「国等の機関はこ
の法律の規定は適用しない」という規定に違反しています。また、そうした
沖縄防衛局の申し出を同じ国の機関である国土交通省の石井啓一大臣が受け
入れたことは行政不服審査請求の悪用であり、国の「自作自演」的行為だと
言えます。石井国交大臣が執行停止の理由として取りあげたものは、「普天
間の危険性の除去」「日米間の信頼・同盟関係」「外交・防衛上の不利益」
などで、沖縄防衛局が私人ではないことを逆に裏付けるものでした。
こうした事態を受け、沖縄県は、今回の国交大臣の決定は違法だとして、
総務省管轄の第三者機関である「国・地方係争処理委員会」に審査の申し出
をしました。地方自治法において、国と地方自治体の関係は対等です。この
両者の対等な関係を担保する目的でつくられたのが「国・地方係争処理委員
会」です。私たちは、「国・地方係争処理委員会」が本来の趣旨に沿った公
正・中立な審査を行うことを求めて、同委員会が所在する総務省前にてヒュ
ーマンチェーンを行います。
昨年12月14日、沖縄防衛局は辺野古への土砂投入を強行しました。違法な
埋め立てを許してはなりません。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
連絡:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック tel.090-3910-4140/沖縄意見広告運動 tel.03-6382-6537/ピースボートtel.03-3363-7561