<1923記憶する行動・特別企画> 国際シンポジウム レイシズムを記憶する意義 ―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―


イベント詳細

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9月17日(日)12:00受付 13:00スタート
会場:東京大学大学院 情報学環・福武ホールB2F(福武ラーニングシアター)&オンライン
参加費:一般¥1500
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
共催:カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会/田中東子研究室/
ふぇみ・ゼミ&カフェ
連絡:事務局 kantou1923@gmail.com

概要
2023年は関東大震災から100年である。
日本の近代化にとって分岐点ともいえる災害だったことは、あまりにも有名だ。
同時に東アジアの人々には、日本帝国主義がもたらしたレイシズムが思想や観念に留まらず、「生命の危機」、虐殺の記憶である。
近年、日本では、関東大震災による朝鮮人、中国人に対する虐殺の事実さえ否定し、記憶の継承を阻む言説が広がっている。
その背景に、虐殺の事実を「現代的な知での解釈」を知る手段としてのミュージアムが乏しいからではないだろうか。
本シンポジウムでは、未来にどう記憶を継承するのかについて、関東大震災による朝鮮人虐殺を記憶する博物館を立ち上げた韓国:金鐘洙(キム・ジョンス)さん、
日本の加害の歴史の博物館・岡まさはる記念長崎平和資料館の国武雅子さんから取り組みについてお話を伺う。
さらに、ミュージアム研究の光岡寿郎さんに「植民地支配を支えるミュージアムが記憶を開く可能性」などを中心にお話いただき、
最後に、日本で関東大震災の虐殺を記憶する博物館を設立させるためにはどのような課題があるのかについて考える。

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