3月11日(木)17:00~18:30(小雨決行)
場所:経産省本館正門前(霞が関)
「経産省前テントひろば」は、3・11事故から半年後の9月11日に脱原発テントを経済産業省敷地の一画に設置し、「主権者宿営権」・「撤去すべきは原発」と主張してきた。2016年8月21日にテントが強制撤去されたが、私たちは本館玄関前に移り、歩道に座り込んで福島原発事故の責任を追及し脱原発を訴え続けている。また、新型コロナ下のこの1年も一日も休まず抗議・座り込みを続けている。
事故後10年を迎えるが、東電福島第一原発の廃炉対策も汚染水対策も全く先が見えない。特に、トリチウム等多核種放射能汚染水が120万㎥以上に達し、福島・全国・世界のあらゆる方面からの反対にも拘らず、経産省も東電も「海洋放出」という名の海洋投棄を画策している。オリンピック招致の為の「アンダーコントロール、ブロックできている」の嘘もより明らかになった。
一方で、東電がADR仲裁和解案を拒絶したり福島地裁の和解案を拒否して「3つの誓い」を破っているにも拘らず、国はそれを容認し、国や福島県は被害者の補償・支援の打ち切りを強行している。
他方、世界では再生エネルギーにシフトしているにも拘らず、経産省は未だに原発推進政策を続けて「核のゴミ」を増やし、稼働40年以上経過した老朽原発をも動かそうとしているばかりか、大量の放射性物質を放出してプルトニウムをも増やす六ヶ所再処理施設の稼働を目論んでいる。
更に、第6次エネルギー基本計画の策定においても、地球温暖化を口実にクリーンでは全く無い原発を残そうとしている。
私たち「経産省前テントひろば」は、3.11イチエフ事故後満10年を迎える本年3月11日の夕刻に経産省本館前で抗議集会を開催する。いまこそ「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな」、「原発は終りだ!」、「核のゴミを増やすな!」、「エネルギー基本計画に原発ゼロを書き込もう!」と訴えよう。
発言:鎌田慧(ルポライター)ほか
主催:経産省前テントひろば
連絡b経産省前テントひろば 〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F 電話:070-6473-1947