1月19日(金) 19:00~20:30
オンライン(ウェビナー)Zoom
参加費
スピーカー:チョーサンハン(Kyaw San Han)/言語:英語(日本語同時通訳付き)
共催:「#ミャンマー軍の資金源を断て」キャンペーン団体/メコン・ウォッチ/アーユス仏教国際協力ネットワーク/国際環境NGO FoE Japan/日本国際ボランティアセンター
武器取引反対ネットワーク/・プログレッシブ・ボイス
問合せ:メコン・ウォッチ info@mekongwatch.org
第2回「闇を払う ミャンマー警察官が抵抗運動に加わるまで」
2021年2月1日の失敗クーデター以降、ミャンマーの警察は、ミャンマー軍とそれを率いる戦争犯罪人であるミンアウンフラインに全面的に支配されています。
軍に対する抵抗運動が強まるなか、これまでに何千人もの兵士や警官が任務を放棄し、市民不服従運動(CDM)に加わってきました。
CDMは、連邦民主制をめざすミャンマーの「春の革命」を支える重要な柱ですが、日本ではまだよく理解されていません。
「連続セミナー:ミャンマーからの声を聞く」第2回は、ミャンマー警察で特別連絡調整官を務めていたチョーサンハン氏をゲストに迎え、
市民不服従運動(CDM)に加わった元警官の独自の視点からミャンマーの危機について語っていただきます。
チョーサンハン氏には、ミャンマー警察内での経験や、軍の体制内にいたところからCDMに加わりミャンマーを離れるという大きな決断をするに至った経緯を伺います。
また、ミャンマーの未来についての期待についても語っていただきます。
警部という地位に就いていたチョーサンハン氏は、軍や警察の活動のほか、ミャンマーで続く危機的状況について貴重な知識をお持ちです。
軍による残虐行為に抗議する勇気があり、また、アウンサンスーチー氏率いる民主政府で上級顧問を務めていた著名な経済学者で、
クーデター未遂後に2年近くもミャンマーの刑務所に収容されていたショーン・ターネル氏を支えたことから、
チョーサンハン氏にミャンマーのよりよい未来と民主主義をめざす決意があることは明らかです。
私たちは、警官だったチョーサンハン氏が日本で庇護申請をするに至った経緯を知ることを通じて、
日本政府のミャンマーに対する姿勢、なかでも政府開発援助(ODA)の継続と、それがミャンマーの人びとが直面する危機に及ぼす影響を冷静に検討することができるでしょう。