4月25日(日) 13:30~17:00
会場:文京区民センター2A(東京都文京区本郷4-15-14)
資料代:500円
記念講演:的場昭弘 『資本主義の未来-コロナ後を考える』/連帯提起:キム ウニョン(民主労総副委員長、韓国サンケン労組副支会長、清算・解雇撤回復職闘委員会議長 )『反米自主、南北統一、東アジアの未来』(韓国から、リモートによるオンライン中継)/大仲 尊(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)『辺野古への土砂投入を止めろ!沖縄再戦場化を許さない!』
主催:資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会(反戦実)
連絡:090-6481-6713(松平)
<集会趣旨>
◆資本主義を超える新しい時代を拓こう 反戦実4・25集会/いま資本主義は人類社会を存立の危機に引きずり込みつつあります。気候変動にくわえて新型コロナが大流行し、コロナ事態の中で格差・貧困問題が一段と深刻化しています。
こうした中で資本主義の中心部アメリカにおいてさえも資本主義にかわる社会を求める主張が沸き起こってきています。人類史をここで終わらせないためには、私たちは国境を超えて連帯し、資本主義を超える新しい時代を拓く闘いをあらゆる方面から創り出していかねばなりません。反戦実はささやかながらその一翼を担うべく、本集会を新たな出発にしていこうと思います。
◆民衆連帯の要-反戦の旗を掲げて/ 反戦実結成の契機となった集団的自衛権を「合憲」とする2014年の7・1閣議決定の背後には、アメリカが日本に「法治」を投げ捨てさせてまで軍事的最前線への進出を求めなければならない覇権維持の危機がありました。それはグローバル資本主義の危機の一つの表出でした。2015年安保闘争は強行採決で幕を閉じましたが、「8・30」には12万人が国会正門前を埋め尽くし一連の激しい9月闘争を展開した渦中で、野党共闘により政権交代をという動きが現れました。この政治は2015年の闘いの産物ではありましたが、戦後体制と資本主義を保守する限界の内にとどまり、リーマンショックや福島原発事故が私たちに警告した既存の社会システムの危機の深さに応えるものでは到底ありませんでした。そうした中で私たち反戦実は辺野古新基地建設阻止、韓国サンケン労働者の解雇撤回を闘い、沖縄・韓国民衆との連帯を培いつつ、この限界を超えていく道を模索してきました。
◆私有制を共同の力で廃絶し 資本主義を超える道へ/2021年の今日、私たちは人類社会の存立危機の真只中におかれています。社会の在り方、人の生き方の根本的転換が求められています。私たちは自然破壊を止め、都市への人口密集を解消し、格差・貧困を生むシステムを廃し、資本主義を超える社会を創造していかねばなりません。産業の成熟を実現した人類にとって、私有財産制、利潤目的、支配-隷属システム、自然収奪はもはや不要であり害悪でしかなくなっているのです。この時代には、自国だけ生き残ろうとする大国の覇権争奪戦争や、監視社会化・差別分断・治安弾圧等々民衆から自己の特権を守ろうとする支配層の「戦争」も露骨化します。世界のほんの一握りの富裕層や「上級国民」のエゴは人類と社会の敵となって露呈します。帝国主義の戦争・抑圧と闘う全世界の民衆と連帯し、新しい時代を拓く闘いと活動を共に開始しましょう。多くの方の集会参加を訴えます。