沖縄・琉球からを撃つ「明治150年」盗掘された琉球人遺骨を返せ!学習会


イベント詳細

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12月15日(土)18:30~
会場:文京シビックセンター5階区民会議室C(東京都文京区春日1-16-21 TEL 03-3812-7111)
参加費
(講師)松島泰勝(龍谷大学教授・琉球民族遺骨返還研究会代表)*著書 「琉球 奪われた骨ー遺骨に刻まれた植民地主義」(岩波書店)

 琉球国を滅亡させた琉球併合(1879年)、「捨て石作戦」の沖縄戦(1945年)、在日米軍基地の日本から琉球への移設・固定化、米軍統治、基地による犠牲等に対して、日本政府はいまだに謝罪、賠償を行っていない。そして現在、辺野古新基地建設の強行という新たな植民地政策を実施している。
 日本による琉球の植民地支配を象徴している事件が、日本人研究者による琉球遺骨盗掘である。今年12月4日に京都地裁において、百按司墓琉球人遺骨返還を求める提訴を行う。相手は京都大学である。
 昨年5月以降、京大に対して琉球人遺骨について問い合せをし、実見や返還を求めたが一切無視された。これは琉球人の遺骨だけでなく、生きている琉球人に対する植民地主義でもある。泣き寝入りしたのでは、その植民地主義が固定化、強化されると考えて提訴に踏み切った。
琉球人が先住民族として遺骨返還を求め、日本による琉球の植民地支配の歴史を問う初めての裁判となる。
同日、龍谷大学響都ホールにおいて裁判の決起集会を開催する。従属の歴史を断ち切る、琉球人のもう一つの闘いが始まる。
(以上は、松島泰勝さんの文章。「一坪反戦通信302号」より)
主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
連絡:TEL 090-3910-4140

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