10月15日(土)14:00~16:30
会場:東灘区民センターうはらホール
入場料1,000円(18歳未満無料) 当日受付でお支払いください
共催:同映画上映会実行委員会/日本基督教団東神戸教会
後援:兵庫県精神医療人権センター/精神医療サバイバーズフロント関西/恣意的拘禁を考える会/リメンバー 7.26 神戸アクション
連絡:higashikobe.church@gmail.com/電話:090-9862-5611(横山)
申し込み:事前予約制 (定員に余裕があれば、当日参加も可能です)
下記申込https://forms.gle/K7jges9qsAjcAABs9
映画について~知られざる沖縄の犠牲~
「一部の犠牲はやむを得ない」⋯これは日本国家の根幹にあり続けている考え方です。戦後、サンフランシスコ条約によって沖縄を日本から切り離したことは、その象徴と言えるかもしれません。
その後の米軍基地の沖縄への集中も同じです。その考えは、地域社会においても、日本の隅々まで貫かれてきました。
私宅監置⋯1900年制定の法律に基づき、精神障害者を小屋などに隔離した、かつての制度です。精神障害者を犠牲にし、地域社会の安寧を保とうとしてきたのが、日本です。
1950年に日本本土では禁止になったこの制度は、沖縄ではその後も残りました。やむを得ない犠牲として沖縄を見限った、日本国家の考えそのものと言えます。
隔離の犠牲者は人生を奪われ、尊厳を深く傷つけられましたが、公的な調査や検証は行われていません。「家族の恥」「地域の恥」ひいては「日本の恥」として闇に葬られてきた歴史です。
本当に恥ずぺきは、隠し続けることではないでしょうか。
この映画は、小さくされ、犠牲を強いられたごく一部の人びとを、あえて見つめる映画です。闇の歴史と向き合うことで、初めて開くことのできる光の地平があると信じるからです。
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