3月24日(月)(傍聴券配布予定 14:40申込締切) 15:00~
場所:判決裁判東京地裁 第419号法廷
終了後記者会見・報告会
会場:弁護士会館2階クレオC
法務省弾劾デモ 12:00~
場所;日比谷公園霞門集合
呼びかけ:星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議/〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階
連絡TEL 03-3591-8224
5年間闘ってきた星野国賠訴訟は、3月24日いよいよ一審判決です。
これまでの応援ご注目ありがとうございます
星野文昭さんは、獄中44年を闘うなか、徳島刑務所で
肝臓がんを発症しました。しかし、十分な検査を受けられませんでした。
2019年3月1日エコー検査でようやく発見されても刑務所はそのことを文昭さんにも家族にも弁護団にも隠しました。
それは当時進められていた文昭さんの仮釈放審理議への影響を考えたからです。仮釈放を審理していた四国地方更生保護委員会にも知らせませんでした。
仮釈放を認めないことが確定したのち。文昭さんに検査結果が知らされたのです。
東京昭島の東日本成人矯正医療センターに移送されたのが、50日も立ってからです
明白な通知義務違反、告知義務違反です。徳島刑務所での検査発見のおくれと意図的な不通知で、そのものが遅れたのです。
5月28日昭島の医療センターで手術が行われました。しかし、術後出血を見逃され。一晩放置され、亡くなってしまいます。医療センターは原因究明の解剖も拒否しました。
ー術後出血による出血性ショックが死因ですが、手術終了2時間直後の18時50分に、血圧の急激な低下と尿量減少があり、その時点で、エコーと血液検査などを行い、
再開腹して止血していれば十分救命できたのです。
このことを、肝臓外科専門医が証人として証言してくれました。
裁判では国側の証人として、高松刑務所の医師が証言をしましたが、「肝臓外科手術のことは専門外なのでわからない」という始末でした。
さらに文昭さんの診療を担当した徳島刑務所と医療センターの医師も証人に立ちましたが、文昭さんの死因について曖昧で無責任な答弁しかできませんでした。
5年間の裁判を通じ、終始国側を事実の積み重ねで追い詰めてきて文昭さんを獄中で死なせた獄中医療の無責任さ、いい加減さを暴いてきました。
無実の袴田さんを死刑にせんとし、大川原化工機業事件では
存在しない公安事件をでっち上げ逮捕しました。
収監された1人は胃癌の治療が遅れ亡くなってしまいます。
捜査の違法性等を問う国家賠償は、一審で勝利しますが、
医療責任を問う国賠は、逆に国の責任が一審二審とも認められず
現在最高裁で審理が進められています星野国賠はそうした無数の死や隠蔽と連帯するものです。
ウクライナ戦争、ガザへの虐殺に続き、米帝国主義による中国侵略戦争が切迫し
日本が日米軍事同盟の下、憲法をも踏み砕き戦争へ進もうとしています
星野文昭さんは、54年前の沖縄返還協定批准阻止のデモでの警官死亡の犯人とでっち上げられ、44年間も刑務所に収監され、無惨にも殺されたのです。、
私たちは、その医療責任を真っ向から追及し、同時に獄中医療改革を訴えてきました。戦争に向かう時、獄中で十分な医療も受けられない事態になり、
デタラメなでっちあげがさらに横行することは火を見るより明らかです。
獄中医療の改革は、弾圧体制という戦争に向かう権力の最弱点をつく闘いです。
徴兵は命かけても阻むべし
母祖母おみな牢にみつるとも
(1978年朝日歌檀、石井百代作)
この牢獄の壁を食い破り戦争を阻止する大きな闘いとして
獄中医療改革があると考えています。
星野国賠を絶対勝利しましょう。
3/24 東京地裁ご注目を!
