3月16日(土) 13:30~(13:00開場)
会場:立教大学池袋キャンパス 14号館3階 D301
参加費¥300/学生無料
チョン・ミレ(「性売買問題解決のための全国連帯」共同代表)「性売買女性の非犯罪者化をめざして ― ―買春を処罰する「性売買特別法」」/ビョン・ジョンヒ(釜山の女性人権支援センター「サルリム」代表)「釜山の現場から― ―「性売買経験当事者ネットワーク・ムンチ」とともに」/代表あいさつ●小野沢あかね (立教大学教授)コーディネーター●金富子 キム・プジャ (東京外国語大学教授)
女性や子どもの貧困、女性の性をモノ視する文化がグローバルに展開するなかで、性売買で傷つく女性たちが絶えません。こうしたなか、韓国では、2004年の「性売買特別法」施行をきっかけとして、フェミニズム運動が「性売買問題解決のための全国連帯(以下、全国連帯)」を結成し、脱性売買を希望する女性たちに向けて、全国各地で相談事業、生活費支給、自立・職業支援などの活動や、性購買〔買春〕防止教育をすすめています。なかでも注目すべきことは、性売買経験女性たち自身が、「性売買経験当事者ネットワーク・ムンチ」というグループを作り、この活動の重要な担い手となっていることです。本シンポジウムでは、「全国連帯」代表チョン・ミレさんと、釜山女性人権支援センター「サルリム」代表のビョン・ジョンヒさんをお招きし、性売買経験女性たちとともに行う性売買問題解決運動の内容について詳しくお話をうかがいます。韓国でのとりくみに学び、日本の性売買問題へのとりくみに、今何が必要かを考えてみませんか?
主催:立教SFR共同プロジェクト研究「性売買/セックスワークに関する日本と東アジアの比較同時代史研究」(小野沢あかね、金富子、宮城晴美、吉見義明)
共催:立教大学ジェンダーフォーラム 協力:3.16シンポジウム実行委員会 賛同団体:ポルノ被害と性暴力を考える会(ぱっぷす)/女子高生サポートセンターColabo/「戦争と女性への暴力」リサーチアクションセンター(VAWW RAC)/戦時性暴力問題連絡協議会/アジア女性資料センター (2019年1月18日現在)
連絡:seibaibai@gmail.com