3月9日(金)午後6時30分開始〜9時終了
会場:文京シビックセンター
参加費:5回通し¥4000 1回¥1000/要申込
(講師)白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
安倍一強政治が続く厳しい状況のなかで、これに対抗できる野党勢力の再生が
切実に問われている。それが、市民の運動に後押しされたリベラル・左翼の連合
という姿をとるという点については、大きな合意が成り立っている。
しかし、そもそもリベラルとは何か。総選挙における立憲民主党の躍進もあっ
て、リベラルについての議論が活発になっている。一方では、リベラルは伝統的
な「革新」勢力や社会民主主義の潮流の新しいバージョン(看板の掛け替え)で
あるという見方がある。他方では、リベラルは保守とは矛盾せず、従来の「左と
右」の対立を超えるものだという主張もある。政治思想としてのリベラリズムも
そうだが、政治勢力としてのリベラルほど人によって定義が異なったり、曖昧な
用いられ方がされる概念はない、と言ってもよい。
リベラルは、どれほどの政治的対抗力を発揮できるのか。左翼の独自の潮流が
なくてもリベラルだけでよいのか。リベラルとは何かを論じることを通して、新
しい対抗的な政治価値と政治勢力の創出を探っていきたい。
[参考テキスト]白川真澄『左翼は再生できるか』(2016年、研究所テオリア)。
主催」研究所テオリア
連絡・申込先:東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア TEL・FAX 03−6273−7233
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
座標塾第14期
2018年3月〜11月
第1回 リベラルとは何か
2018年3月9日(金) 白川真澄
第2回 ポスト・グローバル化の政治
2018年5月18日(金) 大井赤亥
第3回 税と社会保障、ベーシック・インカム
2018年7月20日(金) 白川真澄
第4回 リーマン・ショックから10年――資本主義はどう変わったか
2018年9月14日(金) 白川真澄
第5回 9条加憲論を批判する
2018年11月16日(金) 白川真澄