和光晴生君を偲ぶ会


イベント詳細

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1月20日(土) 18:30~
場所:もんじゃ・お好み焼き お茶の水祭/千代田区神田駿河台1-5-6 TEL 03-3233-3332 https://ochanomizumatsuri.gorp.jp/
会費:3,500 円
主催:オリオンの会
○ 連絡先
090-2745-5036 大越
090-4843-4224 渡辺 E-mail w.azin1949@gmail.com
もしくは SMS ショートメールにて 1月17日までに、ご出席、ご欠席の連絡をお願い致します。

和光晴生君を偲ぶ会への招待状
和光晴生君が、11月4日に大阪医療刑務所で突然亡くなった。
8月までは徳島刑務所で無期懲役囚として、「衣食住完備の特別養護ホームへ入所の前倒しとし、
塀の中を自分の 持ち場と心得、しっかり長生きして」(和光)獄外に向かって吠え続けると思っていた。
彼の10月25日発の手紙によると、9月から移監した大阪医療刑務所の検査と薬漬けの過酷な実情がうかがわれ、
医療過誤による意図的な獄死という様相すらうかがえる。
和光君は1948年仙台で生まれ、激動の時代に学生運動、文化運動に関り、
「赤軍― PFLP 世界戦争宣言」の上映隊に参加し1974年パレスチナにわたる。
コマンドとして20有余年過ごし1997年レバノンで逮捕され、その後日本へ送還、
クアラルンプール、ハーグ闘争に対する報復として無期懲役の判決により刑に服していた。
和光君は第3次中東戦争によるイスラエルのパレスチナ全土占領に抗して国際ボランティア=義勇兵と自己 規定し、
「日本赤軍」とは一線を画して闘ってきた。
和光君の「国境」ぶち破りの背景には、 ベトナム人民の勝利と、それに連帯する国際反戦闘争、
キューバ、パレスチナなどの民族 自決、自己決定権の戦いがあった。
更に国内においては70年安保闘争の不発や連合赤軍の「同志殺し」に至った閉塞感を克服することが問われていた。
当時こうした思いを抱いて「国境」をぶち破る若者が大勢いたのも事実である。
和光晴生君はあくまでも直情的であり、あくまでも主観的であり、 あくまでも熱情的に国境をぶち破っていった。
現下のイスラエルによるガザ攻撃―民族浄化ジェノサイドに対峙するパレスチナ民衆に連帯の思いをはせ、
併せて、和光君とその時代を率直に放談することによって、和光晴生君を偲んでいきたい。
<壮士、ひとたび去りて、復た還らず>である。
多くの友人、仲間たちの参集をお願いしたい。
オリオンの会

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