5月1日(月)15:00~ リレーアピール後にデモ行進(*誰でも参加できます)
場所:JR新宿駅東口アルタ前
主催:5.1新宿反戦メーデー実行委員会/呼びかけ団体 東京労働組合交流センター(東京都台東区元浅草2-4-10 5F)
沖縄を戦場にする中国侵略戦争はすでに始まっている
ウクライナ戦争1周年を前に、岸田首相はゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナへの軍事的支援を約束しました。
これは、ウクライナ戦争へNATOと共に参戦する宣言です。さらに岸田政権は軍事費の大幅拡大予算をつくり、沖縄を戦場とする中国侵略戦争への準備を具体的に進めています。
労働者民衆を殺戮する戦争が目の前で始まり、より拡大しています。アメリカを筆頭にした帝国主義各国は自国の利益のために中国・ロシアを叩き潰す世界戦争に舵を切ったのです。
沖縄宮古島での自衛隊ヘリ墜落事故は、南西諸島の軍事要塞化を進める日本の軍事的緊張の中で起きたものであり、台湾有事の軍事演習の中で起きたものです。
沖縄を戦場にする中国侵略戦争はすでに始まっているのです。
戦争と貧困に対する労働運動が必要
日本の戦争の準備が進むなかで、労働者の貧困化は一層進んでいます。23春闘では「満額回答」が話題になりましたが、それは労働組合が闘った成果でもなく、資本の温情でもありません。
コロナ禍で労働者を食い物にし、差別と貧困を拡大させ、莫大な利益を蓄積し続けた大手資本の「おこぼれ」に過ぎないのです。しかも、非正規労働者はその「おこぼれ」さえ無いのです。
また、「高水準の賃上げ」の裏では、「一時金の減額」が起きています。そこには、闘わない労働組合の腐敗があるのです。
いまこそ、自民党や資本と一体化する連合のような労働運動ではなく、戦争と貧困に対決する労働運動が必要です。戦争と貧困しか生まない帝国主義と対決する階級的労働運動が必要なのです。
世界戦争が始まっている戦時下のメーデーは、労働者の歴史的反乱として闘わなければなりません。
あらゆる戦争翼賛の流れに抗し、「戦争絶対反対」を貫いた「ほらぐち杉並区議」の選挙闘争を引き継ぐ反戦メーデーが必要です。
私たち東京労働組合交流センターは、午前中の各団体のメーデー行動と連携し、「新宿反戦メーデー」を下記のように呼びかけます。ともに労働者の未来のために闘いましょう。
そして、世界戦争を推進する帝国主義強盗会議である5月19日の「広島G7サミット」を迎え撃ちましょう。万国の労働者よ、団結せよ!