6月30日(土)14:00-17:30
会場:大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター大研修室(〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5)
入場無料・予約不要・どなたでもご参加いただけます
(趣旨)ネット右翼という言葉が定着し、その書き込みを目にするのは日常生活の一部となった。そしてネット右翼に関して論じた書籍や記事も多く出されてきたが、断片的な情報やイメージにもとづく議論があとをたたない。このシンポジウムの目的は、ネット右翼に関するデータを用いた実証的な報告をもとに、アカデミックな観点から「ネット右翼とは何か」を明らかにすることにある。具体的には、大規模な世論調査(永吉、松谷)、Facebookユーザー(樋口)、保守論壇(倉橋)をもとに、ネット右翼の担い手像や日常生活、言説の生産過程を浮かび上がらせていく。
(報告)1.永吉希久子(東北大学)「ネット右翼とは誰か――ネット右翼の規定要因」/2.松谷満(中京大学)「ネット右翼活動家の「リアル」な支持基盤――誰がなぜ桜井誠に投票したのか」/3.樋口直人(徳島大学)「ネット右翼の生活世界」/4.倉橋耕平(立命館大学)「ネット右翼と参加型文化」/コメンテーター 山口智美(モンタナ州立大学)
共催:科学研究費プロジェクト「危機の時代の社会運動? 誰がなぜ反原発/反安保法制運動に参加するのか」
共催:社会運動論研究会