オンライン被ばく学習会 海に流すな!汚染水


イベント詳細

  • 日付:
  • カテゴリ:

Pocket

9月8日(木)19:00~22:00
オンライン
参加費無料
講演:」大河原さき/遠藤順子
主催:放射線被ばくを学習する会
福島第1原発のタンクにためられている1,200万トン以上の汚染水のうち、東電・政府が「トリチウムを薄めれば海に流せる」と称している「ALPS処理水」はわずかに32%だけ。2/3以上が、トリチウム以外の放射能も取り除かないと放出できない、汚染水そのものです。
トリチウムは生き物の体を作っているタンパク質、脂肪、核酸などに組み込まれます。私たち自身が「放射性物質」になってしまいます。
体の一部に組み込まれたトリチウムは簡単には排出されません。原発や再処理工場の近くでは、白血病など、トリチウムによると思われる健康被害の多発が報告されています。
東電は来春の汚染水海洋放出に向け、準備工事を本格的に進めています。処理水ポータルサイトのリニューアル、ヒラメの飼育実験などを行い、安全宣伝に懸命です。
しかし「安全」の根拠は「薄める」ことに尽きています。海をごみ捨場と見なし、海水で薄めれば問題ない、という態度です。
しかしいくら薄めても、放射性物質の発がん性がなくなることはありません。
政府・東電は漁業者などの根強い反対を、「補償」で押さえ込もうと必死です。
福島現地では、「これ以上海を汚すな!市民会議」などが、汚染水の海洋放出反対運動を展開しています。

Pocket