3月28日(木)17:30開場 18:00~21:00
会場:スペースたんぽぽ( 東京都千代田区神田三崎町2-6-2 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797)
参加費(資料代含む)¥800(学生¥400)
(講師)根岸富男(原子力教育を考える会、高等学校教員)
福島原発事故以来、原子力には多くの人達がその安全性について漠然とした不安を抱いて います。知らないことが不安の原因だとして政府は莫大な予算を組み、原子力教育を推進しています。先日話題になった改訂版『放射線副読本』をはじめ、多くの教材が無料で子どもたちに配布されています。これらの教材で共通していることは、不安を解消すること に主眼がおかれているために、原子力の持つ根本的な問題点についての充分な記述がなさ れていないということです。更に学校の「総合的な学習の時間」などでは自分で調べる学 習が望まれていますが、調査対象として紹介されているのは文科省関連の財団法人・電力 会社関連のHP、原子力発電所・研究所、などが圧倒的多数を占めています。これまでの、そしてこれからの原子力政策の負債を引き継がねばならない次代を担う人たちには、原子力について正確な知識を持つことが望まれます。
今回は学校の教育現場に詳しい根岸富男さんにおいでいただいて、福島原発事故後の学校における放射線教育の現状と問題点についてお話していただきます。みなさまのご参加を お待ちしています。
主催:たんぽぽ舎