3月4日(日)午後2時〜5時「塩見孝也お別れ会」(第一部)午後6時〜9時「時代を語る会」(第二部)
会場:連合会館
会費¥1500(第一部) ¥3500(第二部 飲食あり)
塩見孝也さんが、2017年11月14日に心不全で亡くなりました。享年76歳でした。塩見さんは1962年京大(文学部)に入学、京大、京都府学連で活躍しその後、三派全学連と第二次ブント結成に中心的役割を担いました。そして、全共闘運動、70年安保闘争の過程で共産主義者同盟赤軍派を結成、議長として「大菩薩」「よど号」を主導し逮捕、破防法も適用されて18年間にわたる獄中生活を送りました。出獄後は「9条改憲阻止の会」の運動に参加するなどして、多くの方と交流しました。また文筆活動を通して「革命の夢」を語り続け一生を終えました。
塩見さんといえば、やはり「赤軍派」問題です。1969年に「前段階武装蜂起」を主張して無謀な局面突破を追求し、7/6事件で第二次ブンドを崩壊させ、後の連合赤軍事件への道を開いた事実を避けて通ることはできません。それらは日本の地において、20世紀の革命運動の終わりを開く端緒となりました。赤軍派を胚胎した第二次ブントの路線的根拠が問われた所以でもあります。そうした事々をも含めて想い致しつつ、塩見さんのお別れ会を開催したいと思います。
第一部は「塩見孝也お別れ会」、第二部は「時代を語る会」とします。彼との交流の濃淡を問わず、彼への評価の違いも問わず、多くの方々の参加を呼びかけます。
(呼びかけ人) 新開純也(京大友人)/大下敦史(「情況出版」)/江田忠雄(9条改憲阻止の会)/渕上太郎(経産省前テントひろば)/山中幸男(救援連絡センター)/村田能則(元ブント)/高原浩之(元赤軍派) *尚、大下さんは、本年1月3日、癌で亡くなりました。病床より、本会の成功のために心を砕いておりました。「呼びかけ」は故人の強い遺志でした。ご冥福をお祈り致します。
連絡TEL03-5213-3238(情況出版) 090-6481-6713(松平直彦)