我々が体験している猛暑は世界的傾向で、明らかに人工的原因だが、メディアを通じて専門家が説明するのは高気圧の配置やエル・ニーニョの発生とかだけで、どうして高気圧がそんな配置になったのかを説明しない。ペンシルバニア州立大学 …
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People's News Web Magazine.
我々が体験している猛暑は世界的傾向で、明らかに人工的原因だが、メディアを通じて専門家が説明するのは高気圧の配置やエル・ニーニョの発生とかだけで、どうして高気圧がそんな配置になったのかを説明しない。ペンシルバニア州立大学 …
「兵役に応じない」ことが罪になる国家 「イスラエルはユダヤ教徒の国である」という法律が、先月国会で強硬採択された。採択以前も採択された今も、「宗教の違いで人を差別するな。権利の平等を」と訴えるデモが毎週末、大都市テル・ …
新聞社と縁がある2人の国際人が亡くなった。 1人は、従属理論で有名なサミール・アミン。8月9日、86才。渡辺前編集長と2人で、パリで彼にインタビューして、ソ連・東欧社会主義勢力崩壊後のことを質問したことがある。彼は宗 …
前号で掲載した連帯労組の3名の不当逮捕に続き、8月28日、ついに関西生コン支部の武建一委員長ら3人の組合役員が不当逮捕された。組合トップに及んだ権力の総攻撃と言うべき弾圧に対し、抗議声明を要約して転載する。(編集部) 声 …
中国の労働者の闘いの情報はなかなか入手できないが、国営企業で働くファン・シーガンという労働者が『生き残るためのスト ― 中国における工場移転に反対する労働者の闘い』という本を出した。その本について米国の労働運動紙『レイ …
翻訳・影本 剛 近年の韓国の運動は、日本ではキャンドルデモが広く知られている。だが強固な家父長制と女性嫌悪を変えるために、若い世代にわきおこった新たなフェミニズム運動はあまり伝えられていない。そこで、韓国の延世大学博士 …
米国中間選挙への民主党内準備選挙の模様が面白い。中間選挙というのは、大統領の任期中間に行われる議会選挙のことで、それが次期大統領選の占いになる。その民主党予備選挙で、主流に反旗を翻す進歩派グループ、例えばブランド・ニュー …
表面的にはイスラエルに反対する国々も、武器分野では秘密裡にイスラエルと結びついている。親イスラエルではないのだが、イスラエル軍が実際の戦争で用いている武器が欲しいためだ。 8月29日、30日の2日間、日本の川崎市のスポ …
マクロンが新大統領に選出された際、筆者は本紙において、彼の政治は「ヨーロッパ」を笠に着ながら少数エリートにのみ与する市場原理主義のネオリベラリズム政策を押し進めるだろうと書いた(1620号参照)。残念ながらそれは杞憂と …
史上初の朝米首脳会談は、予想を超える友好ムードに包まれ、朝鮮戦争終結・朝鮮半島非核化に向けた、大きな一歩としてスタートを切った。金正恩氏・トランプ氏の思惑は量り難く、紆余曲折はあるだろうが、目的達成に向けた関係諸国のよ …
3月4日イタリアの総選挙で、与党の民主党とファルツァ・イタリアが敗北、ポピュリズム政党五つ星(32%)と右翼政党リーガ(同盟)(17・69%)が勝利、連立政権を発足させた。五つ星というのは発展・水資源・持続可能性ある交 …
ルワンダと秘密協定「難民を引き取れば金を払う」 イスラエル政府が「イスラエルにいるアフリカ難民を引きとれば金を支払う」との秘密協定をルワンダ政府と結んでいたことが、昨年暴露された。イスラエル人権専門弁護士=イタイ氏によ …
海外には存在しない「キシャクラブ」の壁 D・トランプ米大統領と金正恩朝鮮国防委員長は6月12日、シンガポール南部セントーサ島で史上初の朝米首脳会談を行った。 私はシンガポール通信情報省が発行する記者証を得て、10~1 …
いわゆる「階級闘争」では我々は負けたと言ってよいだろう。数十年前に資本主義がネオリベラル・グローバリゼーションに入ってから、資本の側が階級闘争を仕掛け、労働者階級は迎合するか沈黙するか自閉するかである。ネオリベラリズム …
人間の命は党派の駒ではない どこでも政府とか団体指導部というものは、国民や成員のことよりは、自分の権力や地位の保存や拡大に関心をもつ。パレスチナでも同じようだ。パレスチナ自治政府(PA)とガザを統治するハマースの確執は …