[情報] 沖縄・高江に米軍ヘリパッドはいらない!
──沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会・園良太
東京・アメリカ大使館前での弾圧に抗議する!
2月20日(日)15時45分ごろ、アメリカ大使館申し入れ行動の参加者2名が、赤坂警察署に不当逮捕された。3月3日まで10日以上も勾留され、引き続き救援活動が続いている。
沖縄北部の高江は、世界的にも貴重な森を持ち、160人の住民が穏やかに暮らしている。だが昨年末から米軍ヘリパッド建設工事が強行され、2月は連日沖縄防衛局が押し寄せ、座り込み参加者がケガをする事態にまでなった。高江が注目の集まりにくい場所であるため、日米政府の暴力性がむき出しになっていることは明らかだ。私たちも、その最高責任者に工事中止を訴えることが必要だと考えた。
そこで私たちは、「ゆんたく高江」や「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」と協力し、1月から3回にわたって東京のアメリカ大使館へ抗議申し入れ行動を行ってきた。申し入れ文には、日本全国やアメリカ・韓国をはじめ世界8カ国から、合計200通近くの賛同も集まった。
しかし大使館と警察は、100人の参加者を前に、「大使館前に行けるのは3人だけ、撮影はなし」と何の根拠もなく繰り返した。さらに、申し入れを職員ではなく警備員に受け取らせ、大量の警察官で私たちを封鎖し続けた。
この異常事態を少しでも変えるため、私たちは、大使館前を通って、申し入れをするデモを計画した。
しかし、東京都公安委員会は、直前になって集合場所・デモコース・解散場所を全て変更する暴挙をおこなった。
私たちは、大使館から遥か離れた場所に行かされるデモのボイコットを決め、大使館への申し入れ行動のみに切り替えた。申し入れのアポイントは、大使館に当日16時で取れていたからだ。
20日当日は、凄まじい警備体制がしかれ、参加者への妨害や挑発が繰り返された。私たちは予定通り、新橋駅前広場に集まり、トークやライブで柔軟に盛り上げた。