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[投書] 言わせて聞いて第1402号

未来社会の方向性「脱成長」な生き方とは?を読んで●大阪・羽鳥竜生

山森氏の論考で、「キング牧師も晩年にベーシックインカム要求を運動の中心に据えた」ことを初めて知った。「土地を私的に所有することは正当化されない。したがって、土地を占有している人々は社会に対して地代を払い、それを原資にベーシックインカムが給付されるべきである」という考え方は興味深い。

領土問題が巷で国家主義的に騒がれている昨今、争いを回避する考え方がここにある気がする。土地の占有そのものを再考する。

占有を正当化する国際法などは、時の権力者の「お為ごかし」だ! また「今、成長から脱成長へ舵を切ろうとするなら、雇用とは別の形で人々の所得を保障することが不可欠である」というのは、とても腑に落ちた。

またもや巷では、「雇用の創出」が叫ばれているが、雇用の創出が経済成長を抜きにしては語れないとするならば、安易に雇用の創出を求めるのは、「踏み車を踏み続ける生活」に結果的に自分を追い込んでいくもののように感じた。

「経済中心」から「平和」と住民本位の社会へ切り替えよう●青森・中村亮嗣

「脱成長」(豊かな共愉社会を)記事を読みました。

今までわが国の目標は、「身をたて名をあげ」に占められており、その結果、現代の経済中心(格差)の社会になりました。この中国孔子思想が、自然破壊、軍備へと「発展」した結果だと思われます。

これとは逆に、今後は老子の思想へと少しずつ歩みつづけることだと思われます。

僕は、今まで漢文を正式に習ったことはありませんが、少しずつ自分なりに解釈すれば、その中の一つ「学不学」を取っても、権力者のために奉仕する学問ではなく、自分に合う楽しい勉強を自由に続ければよいのです。

そのほか「小国寡民」は、大国主義や道州制から小国、小さいムラへと平和中心、豊かな自然を生かす住民本位へと、生活を少しずつ切り替える時代にしなければならないと痛切に思っております。

与謝野経済財政相起用の思惑●大阪・梶川寿美子

1月14日、管首相は内閣改造を行い、与謝野馨氏を経済財政相に起用した。

与謝野氏といえば、自民党政権末期に社会保障を削除し、増税による財政再建を主張したどうしようもない人物。昨年2月の予算委員会では、「生コンの非社会的・暴力団関係者がやっている団体との関係」と、非常に悪質で、嫌がらせ以外の何物でもない程度の低い質問をあびせた(私は生コン業界で働いているので、与謝野氏の悪質発言には非常に憤りをもった)。

おまけに08年のリーマンショックの時、経済相(当時)として「ハチに刺された程度」と見当違いもはなはだしい見解を出した。1989年に消費税が導入されてから、約220兆円ものお金を国民は支払い、その間減税された法人税の累計は約210兆円。つまり、消費税収とほぼ同じ金額が、大企業への法人減税に使われてきた。

だから今回、もし消費税が増税されても、絶対「社会保障の財源確保」には使われないだろう。

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