更新日:2011/03/14(月)
[情報] 「菅政権打倒!」デモ 全国ネットワーク形成へ
検察も御用マスコミもまとめてポイ!
「菅政権打倒!」のシュプレヒコールが、寒風荒ぶ西宮の空に突き刺さった。平均年齢=60歳超、総勢200名のデモ隊は、「消費税増税反対」「検察は冤罪を作るな!取り調べを可視化しろ!」と叫びながら、阪急・西宮北口駅前から約1時間のデモを敢行。夜には講演集会を開催した。
検察の裏金告発で口封じ逮捕された三井環氏(元大阪高検公安部長検事)を招いて、検察・菅政権・御用マスコミをまとめてぶった切るという関西初のデモと集会は、1月30日に行われた。企画した古村剛さん(民主主義を確立する会代表)は、「『正義』を独占してきた検察権力の膿があふれ出している」と指摘した上で、「アメリカの傀儡となった菅政権は国民の期待を裏切り、マスコミも一方的な情報を垂れ流して国民を洗脳している」と、手厳しく批判。「小沢支持者もそうでない人も、検察とマスコミと菅政権に対する批判で一致して闘いたい」と、血気盛んだ。
参加者は、基本的にインターネットの呼びかけで集まった。組織動員としては関生労組、小沢議員を支持する「大阪宣言の会」などだが、左右の枠組みに囚われない様々なひとびとの1日共闘行動と言えるだろう。
夜の講演集会で三井環氏は、「今年は、検察抜本改革を実現する最後のチャンス。全国一斉で検察批判の集会・デモを巻き起こそう」と提案し、満場の拍手で確認された。
集会・デモには、東京・広島からも参加があり、全国ネットワークが作られつつある。2月12日に御堂筋デモ(大阪市中央区)も予定されている。(編集部・山田)
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