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▲藤本幸久監督 兵舎の中でも銃の扱いの訓練が続く((C) 影山あさ子)
更新日:2011/01/05(水)

[情報] 映画紹介/「アメリカばんざい」 「One Shot One Kill」 「アメリカ─戦争する国の人びと─」

戦争とアメリカ、そして貧困

来年1月2日(日)より21日(金)まで、「シネ・ヌーヴォX」(大阪市西区)で、海兵隊・アメリカを描いた藤本幸久監督の3作品(@「アメリカばんざい」、A「One Shot One Kill」、B「アメリカ─戦争する国の人びと─」)が上映される。

上映を前に来阪した藤本監督に、インタビューした。(文責・編集部 一ノ瀬)

◆  ◆

── 3作品の内容は?

いずれも、海兵隊とアメリカを扱った作品です。@は、「イラク戦争と若者」をテーマに、イラクに行った若者と、それを拒否した若者を追っています。「普通の若者」が、生活・学費のために兵士になり、上官の命令に喜んで従うようになっていく姿、戦争で人を殺し、元の自分に戻れなくなった姿、命令を拒否したためにすべてを失った姿─を描いています。

Aは、戦争に行く兵士が、どのようにつくられるのか、米海兵隊のブートキャンプ(新兵訓練所)の12週間の訓練風景を追っています。ここで徹底的に訓練された若者たちが、平気で人を殺せる技術を身につけて沖縄にやってくるのです。

Bは、8つの物語で構成した、「アメリカ取材の集大成」とでも言うべき作品です。貧困の中にある若者たちと軍隊、かつてのベトナムやイラクの悪夢から逃れられず、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ元兵士、戦争に行くのを拒否した若者、米軍基地が原因の公害に苦しめられる先住民、イラクで息子を失った親の姿などを追ったものとなっています。

これらは、「戦争とアメリカ」「アメリカと貧困」が具体的に分かる作品です。

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