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脚本・監督=林雅行/製作=クリエイティブ21/2010年/108分
更新日:2010/11/01(月)

[情報] 映画紹介/ドキュメンタリー映画「おみすてになるのですか〜傷痕の民〜」
──林 雅行(ドキュメンタリー映画監督)

少年戦犯

大阪の西成区に住んでいた清水少年。彼は、小児結核で学童集団疎開に行けなかった。駅から出発する学友を悔し涙で見送った。負けん気が強かった少年は、すすんで近所の新聞配達をやり、米軍のバラまいた伝単(ビラ)を派出所に届ける等して、大いに大人たちから誉められた。

終戦で、学友たちが疎開先から帰ってきた。引率の担任教師が「お前は少年戦犯や」という言葉を浴びせた。

私は17年前に、清水少年の軌跡を追ったTVドキュメンタリーを製作した。当時、学童疎開に行けなかった子どもは多かった。結核や夜尿症、貧困家庭等の子は除外され、空襲下の都市に残された。

民間人戦災傷害者

太平洋戦争中、日本各地で米軍の空襲を受けた。家を焼かれ、家族を失い、負傷した民間人も多い。

毎年夏になると、恒例行事のように「戦争の悲惨さ・平和の大切さ」が謳い文句で語られる。だが、空襲で手足・視力を失い、戦災傷害者になった民間人が47万人(終戦時)も存在し、彼らが国に補償を求めても、国は一貫して拒み続けている。

こうした民間人戦傷者の声を聴き、心と身体の「傷」を作品としてまとめた。証言者17人のうち、大阪大空襲で火傷を負った女性、生後2時間で足を失った女性、兄弟を失い、両足に重傷を負った男性も登場する。映画「キャタピラー」やNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の傷痍軍人(軍属)には補償があるが、民間人(原爆や沖縄を除く)には一切ない。民は切り捨てられている。(欧米では軍人・民間人は区別なく国が補償)。

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