[投書] 言わせて聞いて第1389号
職場でのパワハラに負けずにたたかっています●大阪・立川由隆
私は大阪府にある企業で、正社員として働いています。ところが職場での低い賃金、過酷な労働条件などに耐えきれず、個人で加入できる労働組合に相談しました。
団体交渉で、会社側に労基法に基づく就業規則の作成の旨を申入れました。「最低限、法律は守ってほしい」という、当然の要求です。数回の団交の結果、未払い残業代の支払いなど、一部の要求については、なんとか合意することができました。
しかしこのような私の行動は、会社側にとってみれば、疎ましいものでした。労基法を守って賃金計算すれば、人件費が増額することになりますし、法律尊守を交渉する社員や労働組合は「目の上のたんこぶ」に感じるのでしょう。
しかし団交後も、経営者からのパワーハラスメントは、むしろエスカレートしてきました。メインの仕事から外す嫌がらせや、昇進や労働条件の差別、退職に追い込むような精神的ストレスをかけるなど不当労働行為が続いているのです。
私の職場は、いわゆる同族会社です。経営者側は、社内で労組組合員が私1人だけなので、弱者として見下し、会社ぐるみでパワハラ、安全衛生管理の義務違反を続けるつもりなのでしょう。こんな行為は、労働者を傷つけます。下手すれば健康や命すら奪いかねないのです。
こういった問題を多くの皆さんに知ってほしいと思いますし、労働者を人間あつかいしない経営者が放任されるような世の中であってほしくありません。今後も、法的な対応も含め、イジメに負けずにたたかいます。職場でパワハラに悩む皆さん、ともに声をあげましょう。
兵庫県警によるガサイレは本当に悪質だ!●東京・HT
前号の1面の「兵庫県警のKさん逮捕・人民新聞へのガサイレ」記事を読んだ。これは、「野宿者支援運動の情報収集」や弾圧が目的であり、またKさんの逮捕はKさんの問題意識とその表現活動に対する「国家による攻撃」だ!と解されてもおかしくないだろう。
「9月1日にKさん釈放される!」とブログに載っていた。国家権力に抵抗する個人・団体への弾圧・管理に対して、何ができるのか? 僕は、自明な国家のあり方に本当に正当性はあるのか? 「日本」という「国家」自体をを問うていく、あるいは「無化」していくことを考えてみたいと思った。
人民新聞・Kさんの様に、「日本という国家が隠し、封じ込めてきた様々なもの、人々を」「照らし出」すこと、不断に「照らし」続ける事が一番の「やり返し!」ではないか?と思う。
ガサイレは見せしめ?●京都・奥田和浩
遅かったのですが、弾圧聞きました。人民新聞にも家宅捜査があったのですね。
先日、釜ヶ崎へ行きましたが、土曜日で誰にも会えませんでした。私たち慰安婦グループでも、支援運動しなくてはと、浮き足立っています。
事情をよく把握して、本気で長期的にかかっていかないと、相手は公安ですからね。みんなに言っているのですが、何が目的なのかな? 嫌がらせとか、見せしめ程度なんかな。
そちらの状況はどうなんですか。詳しくお話を聞いてみたいと思っています。