[反貧困] フリーター全般労組 初体験争議報告 争議はおもしろい!
争議権は、先人のすばらしい遺産
フリーター労組に、続々と相談が寄せられ、争議突入も増えている。キャバクラユニオンで有名になったフリーター全般労組の争議当事者から報告をもらった。労組は「泣き寝入りすることなく、相談に来て欲しい」と呼びかけている。(編集部)
「プレカリアート争議団」
フリーター全般労組(以下F労)は、争議の増加と長期化を受けて、2009年に「プレカリアート争議団」を結成しました。個別の争議の相談や共同行動の支援を、連携して行う体制です。これにより効果的に争議を行えるようになり、解決件数も増えました。
ここでは、私が当事者であるパソコンレンタルと中古パソコン機器販売を業務の中心とする、A社に対しての争議報告を中心に紹介します。
10年6月3日、都内某所で行われた、首都圏の各ユニオンによる「合同1日行動」から、A社に対する争議行動は開始されました。争議の発端となったのは、この会社で約10年間アルバイトとして働いていた私が、3月5日に雇い止めになったことに端を発します。
10年働いていきなり雇い止め
私は「就職氷河期世代」と言われた30代です。99年に就職活動のために上京し、A社にアルバイト雇用されて、今日まで働いてきました。雇用が長くなるにつれ、社内で様々な仕事をこなし、新入社員の教育係も行い、正社員と変わりない業務に携わってきました。
最初は他企業への就職の足がかりとして入社しましたが、長期にわたり働いているうちに、当初の目的が薄れ、生活のために、A社の仕事中心の生活に変わりました。
08年頃までパソコンレンタル業務に配属され、1年契約の雇用が繰り返されてきました。ところが、09年に強制的に半年更新契約に切り替えられ、転々と現場移動を命じられました。その上、移動先の生産部門では、達成困難なノルマが課せられ、現場作業のアルバイト全員の時給が50円減額されました。
皆、不服でしたが、解雇を恐れて、会社に声を上げることができませんでした。そして10年3月、私は契約更新わずか10日前に、突然の雇い止めに遭ったのです。