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▲ゴールドストーン判事(右)とラビのマイケル・ラーナー師(左)
更新日:2010/06/22(火)

[海外] パレスチナ/右翼シオニストがラーナー・ラビの自宅襲撃
──5月4日『ティックン』マガジン(米国の左派系ユダヤ人が発行する隔月誌)

イスラエル民族排外主義者たちの暴力

5月2日深夜から3日未明にかけて、ユダヤ教ラビのラーナー師の自宅が襲撃される事件が起こった。

襲撃者は、ポスターをドアや壁や周辺に貼って回った。ポスターは、ラーナーを中傷し、リベラルや進歩派ユダヤ人を「テロリズム支持者」とか、「イスラム・ファシズム」支持者だと攻撃していた。

さらに、イスラエルや米国の右翼ユダヤ人が、ゴールドストーン判事を非難する漫画も張ってあった。彼は、昨年のイスラエルのガザ攻撃を調査し、イスラエルの人権に対する犯罪を国連に報告した調査団の団長である。(訳注・南アのユダヤ系判事。「私はユダヤ人なので、いっそう戦争犯罪を調査する大きな義務があり、イスラエルの戦争犯罪も例外ではない」とCNNのインタビューで語った。)

漫画には、ゴールドストーンが孫の「バルミツバー(訳注・ユダヤ教で、13歳男子の成人式)に呼んでもらえない」と愚痴っており、ラーナー・ラビの漫画は、「イスラエルの敵は私の友人だ」と言っている絵であった。

ラーナー師宅襲撃前の一週間は、ラーナー師自宅と『ティックン』編集部事務所へ、嫌がらせの手紙が大量に送られてきていた。これは、恐らく『ティックン』誌が、南アフリカのシオニストはゴールドストーン判事の孫の「バルミツバー」儀式参加を妨害すると脅しているが、それが実際に行われた場合、ラーナー・ラビがサンフランシスコ・ベイ・エリアで「バルミツバー」を行う意向を発表したことへの「報復」であった。

また同誌は、ゴールドストーンが勇敢に人権のためにイスラエルに対して立ち上がったこと(彼の報告書はイスラエル政府に、政府独自で客観的で公正な調査を行い、戦争犯罪者を罰し、そういうことが二度と起こらないような対策を立てることを呼びかけている。そうすることで、それがイスラエル国防軍の一部の誤った考えをもった兵の犯罪であることを証明せよと、イスラエル国家と国民を庇った)に対し、創刊25周年を迎える2011年に、『ティックン特別賞』をゴールドストーン判事への授与することを発表したことへの、抗議の嫌がらせであった。

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