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[反貧困] 2010年・フリーターメーデー特集 「生存のための自律」と「大きな物語への非回収」
仙台・「ダテなメーデー」
4月17日に仙台市内にて、独立系メーデーである「ダテなメーデー」が開催しました。開催時刻には、何と雪が降っていましたが、約20名が参加しました。内容は、東京大空襲・戦災資料センター研究員の山本唯人氏と、フリーター全般労組共同代表・田野新一氏による講演、そしてフリートークでした。
企画立案の経緯は、私が山本唯人氏と共に東京大空襲被災者への補償を求める運動への関わりから始まります。一方で私は、フリーター全般労働組合に関わっていて、ある日、これら2つは「棄民」をキーワードに共通するのではないかと思い立ちました。
「ともかく一度同じ場所に集まってほしい」と思い、独立系メーデーの企画として作っていきました。東京の「自由と生存のメーデー」のタイトルは「逆襲の棄民」で、棄民がキーワードとしてかぶっています。出発は全く別個のところなのに、シンクロしていることに驚きました。
日程は前後しますが、東京の「自由と生存のメーデー」第一日目のテーマは、「棄民からの異議申し立てと今後の希望」。仙台での「『棄民』に抗う想像力」の「想像力」には、これからの社会を想像しようという意図があったので、その共通性も感じました。
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