[反貧困] 2010年・フリーターメーデー特集 革命的大勝利したぞ!
熊本・「くまもと・うつけもの・メーデー」
さて、先ずは4月3日の『2010年、くまもと・うつけもの・メーデー』第一部、学習会の報告から。
クマソ会議でも何度か学習会のテーマを考え、「現在話題の『ベーシック・インカム』が良い」との案も出たのですが、原点に返って『メーデーとは何か、労働組合とは何か』にしました。
学習会のテキストは、我らが熊本労働生存組合のマドンナ・馬野骨介も寄稿している『生存ハンドブック』。
学習会は、19時からでしたが、参加者が1人も来ず…。諦めかけていたところに、熊本大学のS先生が!! その後、ぞろぞろ集まって、参加者は組合員(3人)含めて、8人!! はるばる愛知県からの参加者、氷河期世代ユニオンのKさんの姿も!!
S先生の存在もあって、学習会はアカデミックな議論に次ぐ議論。まさに勉強会と呼んで良い、素晴らしいものとなりました。
連帯こそ我々の美しい資質
さーて、『2010年くまもと・うつけもの・メーデー』本章の『花見』に移りたいと思います。
4月4日、桜の花弁いと美しき日、熊本県外から『フリーターユニオン福岡』『我々団』などの参加により、なんと参加者が15000人!! いや違う、15人が白川公園に集いました。
各々の自己紹介では、互いに緊張感がありました。しかし、デモ!!いや違う、『お散歩』により、互いの緊張感は緩んだかな!?
お散歩は、白川公園を一周しながらシュプレヒコールするというもの。「白岳」「黒霧」「枝豆」「熊本城に住ませろ」などという、全くわけのわからないシュプレヒコールから、「職歴を訊くな」「就活面接で年齢を訊くな」という真面目なものまであり、コール&レスポンスは盛り上がりまくり!!
なんと、花見客の子どもたちも『お散歩』に加わるという、嬉しい出来事もあり、参加者数は、30人を超えたのではないでしょうか。
『お散歩』を終えると、これぞクマソスタイルであるお酒の時間。酔いが回る。饒舌になる。お互いの労働生存状況を語る。友情も育まれる。言うことなし。
熊本メーデーで欠かせない存在となった『しばきあい』は、もはや熊本メーデーの伝統行事となりました。『しばきあい』とは、DJが選曲した曲の間に、突如としてスタン・ハンセンの入場曲が流れ、その間だけ、日々の鬱憤恨みを晴らすべく、新聞紙を丸めて作った棒で互いを打ち合うというものです。なんとも幼稚なものではありますが…。
その他、バレーボール、太極拳、ヨガ、サルサダンス、北九州から参加のKさんの出兵式等、面白企画が盛りだくさん。良き交流ができたと思います。心配されていた雨も降ることなく、お月様も観えるほどで、素晴らしい花見となりました。