更新日:2010/06/14(月)
[反貧困] 2010年・フリーターメーデー特集 「みんなでつくる日本」へ対政府労使交渉
広島・「生存のためのメーデーふくやま」
広島では2008年から、原爆ドーム前で5月2日に、「生存のためのメーデー」を開催しています。
このメーデーが他の地域と違う点は、中心となっている私が、正規行政職員(連合/自治労組合員)で、民主党籍を持っているところでしょう。
連合や党はそれはそれで大事ですが、困難を抱えているがゆえに声を上げられないような人が、政治や社会に「物申す」機会が必要だ、と考え、「エライ人だけでつくる」日本から、「みんなでつくる日本」へ、を合言葉にしました。
4月29日当日は、広島県内各地で連合主催のメーデーが開催されました。私も、福山市緑町公園での連合福山地域協議会のメーデーに参加しました。
午後は、「生存のためのメーデーふくやま」です。13時から会場の「イコールふくやま」に移動しました。
しかし、準備不足で参加者は3名。少数の参加となりましたが、様々なお話が伺えて有意義な中身になりました。
以下は、政府・与党への意見として出た意見です。
◎原発には反対。鳩山総理の温室効果ガス25%削減提案には期待したが、どうして、原発推進の方向に向かうのか? さらなる環境破壊になる。稼動後は、核のごみの捨て場がないのでは? 計画がなく、未来に解決策を投げてしまっている。また、閣僚が海外にも原発を販売促進しているようで、ひどい。
◎「米軍基地は日本から出て行って」と、なぜ言えないのだろうか?
◎正社員とパートの格差をなくしてほしい。不安定なほうにリスクを全て負わせてしまうのがおかしい。
◎累進課税をフラットにするのはやめてほしい。不公平税制をまず是正してほしい。消費税は上げないでほしい。
◎民営化と称して「私有化」をしないでほしい。…などでした。
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