更新日:2009/10/12(月)
[社会]「釣り銭泥棒」の濡れ衣でビルマ人労働者を不当解雇
外国人差別を開き直る大島ラーメン
8月21日、大島ラーメン渋谷店前に「不当解雇を許すな」「労働争議決行中!」の横断幕が立ち並び、ビラが配られた。道行く人々に在日外国人に対する差別、不当性を訴えるためだ。この抗議行動はAPSF労組と当該のマウン・タンさん(ビルマ国籍)が先頭に立って行われた。
関東圏に十数店舗を展開する(株)大島ラーメンの渋谷店に2月から勤務していたマウンさんは、今年5月末に「店に置いていたつり銭の15万円がない。お前のせいではないか」などと店長に濡れ衣を着せられ、6月20日付で解雇されてしまった。同じように「つり銭泥棒」を疑われたベトナム人労働者も同様に解雇されたという。
軍事政権の迫害を逃れ、2000年から日本で暮らす難民のマウンさんは、午前9時から深夜0時まで働いていたにも関わらず、給料明細からは時間外割増・深夜割増の賃金が未払いであること、強制加入である社会保険にも未加入であったことなどが発覚した。
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