更新日:2009/10/12(月)
[社会]セブン-イレブンオーナーら「コンビニ加盟店ユニオン」結成
──フリージャーナリスト・角田裕育
フランチャイズ経営者で初の労組
8月4日、岡山市でフランチャイズオーナー初の労働組合=「コンビニ加盟店ユニオン」が結成され、結成大会が開催された。初代執行委員長には池原匠美さん(岡山県内でセブン-イレブン経営)、執行副委員長に増田俊郎さん(東京都内でセブン-イレブン経営)らが選出された。
大会には、北は北海道から南は九州までのコンビニ加盟店オーナーが参加した。元々、セブン-イレブンのオーナー主体で結成されたため、今回の役員人事は全てセブン-イレブンオーナーとなってしまったが、コンビニ加盟店ユニオンは「産業別労働組合」としての発足である。集結したオーナーたちはローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスをはじめ、様々なコンビニチェーンのオーナーの顔ぶれが揃い、セブン-イレブンが進出していない四国地方からの参加者もあった。
連合系労組として結成するため、大会にはコンビニ問題を今年3月に本格的に取り上げた岡山選出の姫井由美子参議院議員の他、地元選出の民主党議員、連合などの労働組合関係者、そしてセブン-イレブン被害者弁護団長を務めてきた北野弘久日本大学名誉教授(法学博士)が出席。小沢一郎・民主党代表代行も来場した。
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