[情報] アースデイあいち2009・LOVE ビンボー春祭り
──LOVE&ビンボー作戦本部 Esaman
未経験の自由さが炸裂!今までにないメーデー!
4月26日、昨年に引き続き若宮大通り公園で、「アースデイあいち2009・LOVE&ビンボー春祭り」を開催しました。地球の日アースデイ(4月22日)と、労働者の日メーデー(5月1日)の真ん中の日に行うアース(メー)デー。「きれいな地球で働きたい」をスローガンに行いました。今年は正月2日の「ハツモウデモ」や、2月14日の「チョコ供養・派遣切りロボ出動」などで活躍した若手スタッフを中心に、実行委員会を結成しました。
「実際には動かない人達がうんぬん口を出す」「過去のしがらみでうんぬん言う」―こういったことが若手には非常に倦厭される―これは昨年の教訓です。今年はデモ・舞台・会場などのチームごとに分けて、それぞれのグループで好きなように話を進めるという方針で行いました。他のチームに影響する話、許認可にかかわる話だけ会議で調整しました。もちろん「ビンボー人にやさしく、環境問題も意識する」という2大原則だけは共有して、あとは自由に行いました。会議は路上で何度か行いました。
「文化祭みたい」
結果として大成功し、従来の「活動家」の手法では、思いつかないような企画がいくつか行われました。みんなで手縫いでビンボー万国旗をつくる、お寺を借りてティピ(北米先住民族のテント)を建ててみる、手作りの炊き出しを200食作る、今までにはなかったデモコースを歩く、ダンボールで作ったトーテムポールを作る、ステージではスピーチではなくて、アーティストが出演(全員無料で出演してくれました)などなど。
準備作業は徹夜で疲れる作業だったはずですが、スタッフは「文化祭みたい」ということで、かえって盛り上がっていました。「炊き出し」でもスタッフが手分けして徹夜して、おいしい「豚汁うどん」ができあがりました。準備には会場周辺に住むホームレスの仲間もかけつけてくれて、一緒に作業をしました。
フリーマーケットではリサイクル品や衣服の販売のほか、天然酵母パンや無農薬野菜の販売、パフォーマンスアートの公演、ヨガの体験コーナーなども出店されて、大いににぎわいました。出店者も含め300人ほどの来場。会場にはホームレスの仲間も集まってくれました。