更新日:2008/10/29(水)
[社会] 失業率と学力の密接な関係
「学力調査結果をどう見るか」
大阪教職員組合は、「学力調査結果をどう見るか」と題して、上記のデータを示した(WEB版ではグラフ非公開とさせていただきます)。正答率の高かった福井県・秋田県・富山県と、低かった大阪府・沖縄県・北海道を抽出し、生活保護受給率・実収入・完全失業率を比べたものだ。
正答率の低い3府県は、生活保護受給率と完全失業率で1位と2位。実収入では明らかに下位に位置する。
さらに、30人以下学級の比率は、福井県(小84.4%、中54.8%)、秋田県(小72.7%、中38.7%)に対して、大阪府は小40.8%、中10.4%など歴然とした差が確認できる。その上で、「少人数学級の拡充など教育条件などの格差、生活条件の格差が学力格差を引き起こしている」と分析している。 (編集部)
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