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更新日:2008/08/18(月)

[海外] スーダン現地報告/資源争奪で戦争に翻弄されるアフリカ人
──イラクの子どもを救う会 西谷文和

はじめに

私は6月1日から13日まで、アフリカ・スーダンに入り、現地の状況を取材してきた。スーダンはアフリカ一面積の広い国で、激戦地ダルフール地方だけでも、フランスと同じ広さ。この間の戦闘で約20万人以上が虐殺され、250万人が難民、国内避難民として逃げまどっている。そんなスーダンに、日本政府は突然、自衛隊派兵を言い出した。現在は調査官の派遣にとどまっているが、近い将来PKO法に基づいて、大規模な部隊を派兵する可能性がある。現地の人々は自衛隊派兵をどう考えているのだろうか?日本が果たすべき役割、本当の国際貢献って何だろうか?そんな問題意識を持って、現地へ飛んだ。

自衛隊PKO派兵か?

6月3日、首都ハルツームに到着。ハルツームは白ナイル川と青ナイル川が合流する地点で、エジプトの支配を経て、イギリスの植民地となった歴史を持つ。住民はアラブ系が多数で、黒人はマイノリティだ。街ではアラビア語が話され、厳格なイスラム主義国なので、酒を売る店は皆無。たまに東洋系の人物を見かけるが、ほとんど中国人ビジネスマンだ。実際、私が市場などで買い物をしていると、アラブ人たちから「ニィハオ」とあいさつされる。

当初、ハルツームからダルフールに飛ぼうと考えていたのだが、甘かった。この国ではどこへ行くにも「国内移動許可証」が必要。特にダルフールはご法度。やましいところがあるのか、ダルフール入りを目指すジャーナリストには、政府がなかなか許可を下ろさない。

2003年に勃発したダルフール内戦。政府系民兵組織「ジャンジャゥイード」が、ダルフールの黒人居住地を次々と襲って、虐殺やレイプを繰り返したのは有名な話だが、馬やラクダに乗ったジャンジャゥイード民兵に中国製武器を渡したのは、現スーダン政権であり、ジャンジャゥイードの地上戦を支援するように、黒人の村を空爆したのも政府空軍だ。そんなことが西側メディアに暴かれて以来、取材制限がかかっていたのだ。今回は取材日程が2週間しかなく、いつ出るか分からない許可を待ち続けているわけにもいかないので、南部スーダンの中心都市ジュバに飛ぶことにした。

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