更新日:2008/06/07(土)
[反貧困] 大阪/野宿労働者とフリーターの大きな輪
大阪】第5回 長居公園 大輪まつり
昨年2月5日に強制排除があった長居公園で5月18日、第5回目となった「長居公園大輪まつり」を開催した。
強制排除にやり返していくこと、テント村でのつながりを基盤に、若い労働者らの出会いと交流の機会となること、そして強制排除されてもなおつながりを求め続ける仲間の協働作業の場として準備をしてきた。今年は全国のフリーター労組などの仲間と連絡を取り合って、ユニオンぼちぼちを中心にP8【貧困者末端会議】を開催し、全国インディ系メーデーのトリとしての位置づけもあった。
まつりのサブタイトルは「ちゃぶ台とかどうよ?!」一見、意味不明だが、ちゃあんと意味がある。忙しく働き回り、心身ともに疲れ果て、家族や仲間とちゃぶ台を囲んでゆっくりとしゃべる時間すら与えられない日々の生活。地域社会や家族関係と切り離され、困った時のセイフティネットすら奪われ、「関係の貧困」におちいっている社会状況。「ちゃぶ台」は、ここから抜け出すための「溜め」の空間、人と人とのつながりの象徴であり、「語らい」のシンボルだ。ゆっくり座って、茶でもすすろうや。10脚の「ちゃぶ台」を並べた会場は、あんまり暑くてガマン大会のようになってしまったが…。(長居公園仲間の会 中桐康介)
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