更新日:2008/05/14(水)
[社会] 釜ヶ崎/ケタオチ病院・労働者殺し事件 続報
ようやく保健所が病院への「聞き取り」を約束
2月4日深夜、69歳の釜ヶ崎労働者が杏林記念病院(西成区)に救急搬送された後、再び厳寒の路上に戻され凍死した事件(1305号参照)で、釜ヶ崎医療連絡会議などで構成する「失業と野宿を考える実行委員会」は大阪市に申し入れを行い、4月16日、大阪市役所内で話し合いを持った。釜ヶ崎労働者ら20数名が参加、大阪市は生活保護医療の実施責任のある健康福祉局保護課、医療機関の監督責任のある保健所などが出席した。
話し合いに先立って実行委員会が大阪市に提出した申入書では、@この事件について大阪市として独自の調査をおこなったか、A「何も問題はない」と言い放ち、実行委員会との話し合いを拒否している病院の態度についての評価を尋ねていたが、4月4日、FAXにて回答があった。「この件につきましては、本市において見解を申し上げる立場ではないと考えております。」たったこの1行だけだった。
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