更新日:2008/05/10(土)
[海外] アメリカのパレスチナ内乱画策
3/4電子インティファーダより
米の援助受け自治政府転覆狙ったダハラン一派
「バニティ・フェア」の中の記事「ガザ爆撃」( "The Gaza Bombshell", Vanity Fair, April 2008)は、ジョージ・ブッシュ大統領とコンドリーザ・ライス国務長官を含む米政府高官が、被占領地パレスチナで、民主的選挙で選ばれたハマス「政府」を転覆させるために、名目上「ファタハ支持」を掲げている民兵集団に武器を与えて訓練し、ラテンアメリカの「コントラ」のような組織に育てあげる画策を行なっていることを暴露している。
そういう陰謀があることは、我々「電子インティファーダ」が前々から指摘してきたことだが、このたび「バニティ・フェア」が、米政府極秘文書や、元米政府高官、イスラエル政府高官及びブッシュから個人的に寵愛を受けているガザ地区の部族ボスのムハンマド・ダハランとのインタビューで、それを確証した。
その記事はディヴィッド・ローズが書いたもので、米国が武器と資金を供給して育てたダハラン配下民兵が、ハマス党員を残酷な拷問にかけている映像のビデオテープを紹介している。ハマスが二〇〇七年にガザ回廊の武力制圧を正当化した理由の一つは、このダハラン一味の掃討だった、と説明されている。
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