更新日:2007/10/17(水)
[社会] グッドウィルユニオン/日雇い派遣労働者の反撃、次々と
派遣法改正の闘いへ
九月三〇日、グッドウィルユニオン(派遣ユニオングッドウィル支部)の関西説明会が、大阪市のUNIONひごろで開催された。グッドウィルユニオンは、今年三月の結成以降、不当利得である「データ装備費」の返還訴訟を提訴するなど、さまざまな取り組みを展開している。ワーキングプアの温床とも言われ、不安定な生活を強いられている日雇い派遣労働者の反撃を全国に広めていくため、UNIONひごろやユニオンぼちぼちなど関西の労働組合と協力して、この日の開催にこぎ着けた。
説明会では、ユニオンぼちぼちの中村研委員長の司会のもと、梶屋大輔委員長からユニオンの取り組み経過を説明、関根秀一郎書記長がデータ装備費返還訴訟の説明をした。
会場には「新聞告知を見て来た」という登録労働者や、「他の派遣会社なんですが」という労働者らを含め約二〇名が参加、「働いたのは二年以上前で、日にちもはっきりわからないんですが」などの質問に関根書記長が丁寧に応答した。
グッドウィルについては、データ装備費による不当利得以外にも、就業時間の一時間以上前に集合することを強制しておきながら、その時間の賃金を払っていない未払い問題などもあり、ユニオンが闘いへの合流を呼びかけている。
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