更新日:2006/12/26(火)
[政治] 米中間選挙 イラク即時撤退求めた米国民
揺らぐマスメディアの世論操作
これまでマスメディアによる情報コントロールのために真実がわからなかったのが、インターネットやDVDビデオの自主上映会などが徐々に浸透し、イラク戦争の真実を多くの人々が知り始めました。
米軍死者が三〇〇〇人に迫り、家族の不安が高まってきたことも大きな要素ですが、劣化ウラン弾の後遺症を抱えた兵士が、政府から見捨てられ、全く保障のないままにされている事実なども大きな怒りを呼んでいます。
インターネットサイト=MOVE‐ONは、ブッシュ批判を展開し、民主党への献金を呼びかけ、七〇〇万ドルが集まりました。激戦区(ミズーリ、バージニア、モンタナ州)に対して電話ボランティアが募集され、他州からも電話をかけて共和党に投票しないよう呼びかけが行われました。総数二七〇〇万通の電話作戦がこうしたボランティアによって展開されました。私は、民主党支持者ではありませんが、今回だけは総額で七〇〇ドル(約八万円)のカンパをし、ハワイからバージニアの有権者に電話をしました。
事前の世論調査で民主党有利は明らかでしたが、ブッシュ政権は勝つためならば手段を選びません。前回大統領選挙で黒人を有権者登録から意図的に排除しましたし、不正集計の可能性もあります。何をするかわからない連中ですから、最後まで不安はありました。
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