[投書] 言わせて聞いて第1258号
9.11DVDを見て マスコミは九・一一事件の真相を追求せよ●京都・匿名希望
九・一一当日は、九時三分に二機目がサウスタワーに激突し、攻撃が認識されたにもかかわらず、三四分後にペンタゴンに激突された。
米軍機によって三機目がペンシルベニアで撃墜されたのが一時間七分後。これではあまりにも有事対応が不自然すぎて不思議だった。
九・一一事件から三年ぐらい後、テレビ特番「ビートたけしの九・一一の謎」と、雑誌『ムー』のケイ・ミズモリ氏の記事により、不可解な点が取り上げられたが、大手メディアは動かなかった。
五年たった今でも、「九・一一の米政府犯人説」を主張する、ベンジャミン・フルフォード氏(カナダ出身のジャーナリスト)の説を『週刊ポスト』『フライデー』「ABCテレビの報道」が取り上げたが、、一般の人々には、九・一一事件には疑問点があるという事が伝っているとは思えない。
戦後六〇年ということで、マスコミは太平洋戦争の検証特集をおこなった。そこで「大手メディアは(大本営発表をそのまま報道した)反省しなければいけない」と書いている。しかし、今の九・一一事件報道をみていると、マスコミの自主規制が強く感じられる。それではメディアリテラシー(メディアを使いこなす能力)も働かない。
九月一六日夜一一時、ABCテレビの「スマステ5」という番組で、「世界一三カ国が陰謀説、米政府発表と違う検証を報道した」ということを伝えていた。日本のメディアも恐れずに書いて欲しい。
東京拘置所に民事訴訟を起こしました●東拘・小野寺一心
この度、東京簡易裁判所へ次の四件を民事訴訟提起(本人訴訟)し、受理されましたのでお知らせします。また、民訴法第八二条に基づく「救助申立て」をしたところ受理され、非常に助かっています。
@厚いノートの購入をさせてくれない、A同じ場所へ二度もの通信妨害、B机を貸与して貰えない、C刑事事件とも言える騒音被害です。
東拘の職員は、何かイライラし、くやしい事があるのか、収容者に対し苦しめよう、苦しめようとしています。人道上、人権上、教育、改善、更生の為、使わせて当たり前、認めてあたりまえなのにかかわらず、あらゆる妨害、侵害をします。
このような事ばかりするから、皆の声が外に届き色々な人、場所を動かし、今回のように結果的に法さえ変わるのです。
私は現在、上記に書いたように本人訴訟をしており悪戦苦闘しています。支援、文通してくれる方を募集しています。お気軽にお便りください(〒一二四─〇〇〇一葛飾区小菅一─三五─一A小野寺一心)。
在日コリアン社員支えたセキスイハイム●高知・中田道孝
在日コリアンは日本人と同じように働き、税金を払っているが、個人や行政に苛められている。
京都府警が朝鮮学校、朝鮮総連に行った強制捜査は、まさに警察の行った強盗である。天理大学ではコリアン学生が日本人学生によってリンチを受けた。在日コリアンの学校は長い間、中体連、高体連、高野連のスポーツ試合に参加できず、通学定期でも差別され、国立大学の受験からも閉め出された。在日コリアンの人は借家に入るのも難しい。
そんな中、セキスイ・ハイムの在日コリアン社員がハングル文字の入った名刺を取引先で出したところ、「お前、北朝鮮に何んぼ金を送っているか」とか、かなり執拗に嫌がらせを受けた。そこで彼は、名誉既存で民事訴訟をすることにした。
すると、セキスイ・ハイムは「仕事でのことだから、訴訟費用も弁護士費用も会社が持ちましょう。法廷に出廷する時は勤務扱いにしよう」と言ったというではないか。私はセキスイ・ハイムに拍手を送りたい。
今、日本ではコリアからの留学生が多い。駅のホームから線路に落ちた日本人を助けようとして留学コリアンが飛び下りたが、列車にひかれて二人共死んだ事件があった。
今日本の在日コリアンは、差別、偏見、苛めの中で懸命に生きている。その人々を温かく迎えようではないか。