[コラム] へそ曲がりの独り言/年寄りの作業員、土砂崩れで死亡
奈良・縄文人
裏山の土砂崩れを防ぐ防護柵取り付け工事中に、土砂崩れが発生、作業中の人夫2人(62歳、59歳)が土砂に埋まり、死亡。
こんな危険な作業やってても、月20万ちょっとの安い賃金で働いてござるんじゃ。その年齢たるや、その全てが高齢者じゃ。汚れた作業服着てな1日中重労働せなアカン危険な仕事は、今の若いガキ共には見向きもされんからなあ。
人を災害から守るこんな重要な仕事をやっとる人間がやぜ、年収200万ちょっとで暮らしてござるんじゃ、こんな酷え職業差別、何とかしたりいや。
あんなあ、原子力発電所を造り、保守点検作業に毎日従事しとる作業員のことも考えたりや、鉄道線路の保守作業に従事しとる線路工夫や、水道配管の保守点検や油精製工場でな危険な作業やっとる連中らのこともたまには考えたりや!この連中が居らなんだらな、電気、ガス、水道どころか、鉄道、車も走れんようになるんじゃよ!新聞・テレビが全部姿消しても世の中は回ってゆくがね、この連中肉体労働者が世間から姿消してみいや、人類明日からオマンマ食えんようになるんじゃよ。
それとな、累進課税を止めて消費税をアップすると、抜かしとるそうなが、年収5000万円の高級?頭脳労働者と、油塗れ泥塗れで働いとる年収200万そこそこの連中やがぜ、生きるために米買うのに同じ税金(消費税)払うのが公平な社会かいな!
年収5000万円の高給労働者が、税金5割取られても、まだ2500万円残っとるんやで、年収200万円の作業員肉体労働者がやぜ、1割税金取られてみいや、残り何んぼやね、いっぺん計算してみたれや!
もう一度繰り返す、お役人や大学教授、報道屋マスコミさん方全員がな、今突然姿消しても人類生きてゆけるがね、我々現場作業員が全員居らんようになってみいや、人類、たちまちオマンマにも困るんじゃよ! 呵々。