更新日:2006/04/22(土)
[情報] 大学改革最先端走る立命館大学
教職員の使い捨て 非正規講師へ入れ替え
「立命館は講師の使い捨てをヤメロー」。
昨年一二月九日、立命館大学中央広場で「ゼネラルユニオン」に加盟する非常勤講師らが、「雇用年限の制限は不当だ」として初のストライキに入った。
立命館は、常勤や嘱託講師らの雇用契約年数に上限(三〜五年)を内規で定めて短期で雇用・解雇を繰り返してきた。これに対し非正規雇用の外国人講師らが中心になって〇三年にゼネラルユニオン立命館支部を結成。雇用年限の撤廃や雇用保険への加入などを求めて団体交渉を続けてきた。
こうしたなか立命館大学側は、〇五年度で雇用期限を迎える講師は、「継続はありうる」と講師登録をさせたにもかかわらず、対象組合員全員が「雇い止め」を通知されたのである。「ここでストを打たねば労働組合ではない!」全員一致でストを決議した。
スト突入集会は、学生教職員の注目度も高く、「頑張って」との激励もあったという。「大学の講師がパート労働者とは、ほんとに世も末です」。労組ストを支援する「ユニオンぼちぼち」執行委員の中村研さんは嘆く。
続きは本紙 【月3回発行】 にて。購読方法はこちらです。