更新日:2006/03/04(土)
[コラム] へそ曲がりの独り言/奈良・縄文人
「格差がどうのこうの」、要するに賃金収入の格差のことじゃろ
つまりは、「頭脳労働」と「肉体労働」の賃金収入の格差のことじゃろ。昔、我輩が働き始めた頃は、今程の大格差はなかったんじゃがなあ。時代の推移と共にいつの間にか、何倍もの大格差になってまいよったんじゃ。
我々の仲間「肉体労働者」の4倍、5倍もの年収を得ながら、まだ不服げにストやったりしちょる「頭脳労働者」公務員連中の報道見るたびに、我輩ムカムカしちょったんじゃよ。
先日もな、3回連続で起きとったが、危険な現場仕事中に事故死するのは、すべて我々の仲間「肉体労働者」なんじゃなあ。たかだか300万400万円の年収であんな危険な作業やっちょる連中のこと、考えてやったらどやね!
あのな、今新聞やテレビが全部無くなっても、我々人間の暮らしはまったく変わらんがね、あの危険な仕事やってくれてる連中が居ってくれなんだら、我々人間の生活は完全にストップするんやで!強風で折れた電柱や切れた電線、上通る大型車の振動で疲労したメイン水道管が破裂してみいや、たちまちマヒするのが人間の暮らしちゃうんかい。「停電」や「断水」が1ヵ月も続いてみいや、どうなる?「大暴動」が発生するんとちゃうか?高級なるお仕事の「頭脳労働者」だけでは、どうにもならんのとちゃうか?呵々。
要するに我々模範的なる人類「肉体労働者」を、もっと大事にしたりや!払うカネもっと増やしてな!ちゅうこと。呵々。
大和の縄文人 申す。
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