更新日:2006/03/04(土)
[社会] 関西財界と「公園民営化」への動き
強制排除は誰のため?何のため?
大阪市では二〇〇〇年夏以降、「ホームレスの自立と公園適正化」を目的に、野宿者が集住する公園に三つのプレハブ収容施設「緊急一時避難所」(シェルター)が設置された。シェルター対象公園では「新規テントの防止」として警備員を二四時間巡回させている。シェルター収容者は、テント・小屋持ちの野宿者に限られている。ベンチやダンボールハウス、リヤカー等で露宿(アオカン)するより過酷な野宿者は対象外なのである。
つまりシェルター政策とは、「緊急避難」や「自立」が目的ではなく、「テント・小屋掛けの一掃」にあることは明らかだ。
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