人民新聞オンライン

タイトル 人民新聞ロゴ 最新版 1部150円 購読料半年間3,000円 郵便振替口座 00950-4-88555┃購読申込・問合せはこちらまで┃人民新聞社┃TEL (06) 6572-9440 FAX (06) 6572-9441┃Mailto:people@jimmin.com
反貧困社会編集一言政治海外情報投書コラムサイトについてリンク過去記事
更新日:2006/02/18(土)

[コラム] きくちゆみ/少なく稼いでスローに暮らす

私流の働き方

さて、今回のテーマは私の働き方。まずは私の平均的な一日の過ごし方を書いてみたい。朝は基本的には早い。ただ、前の晩に遅くまで原稿書きをしていなければ、という但し書きがつく。目覚ましがなくても、鳥の声か子どもたちの声で七時には起こされる。私と夫は朝食を食べないけれど、子どもたち二人の朝食を用意して(私が寝ている時は夫が用意して)八時半ごろ夫が子どもを保育園に送る。

子どもたちがいなくなると、私は洗濯機を回しながらメールに目を通して、返事を書く。多い時には一日三〜四〇〇、少ない時でも一〜二〇通のメールに目を通して、五〇〜一〇〇通ぐらいの返事を書くので、下手をするとそれだけで日が暮れてしまうこともある。

お昼の準備と食べるのに一時間半ぐらい。晴れていれば午後は畑に出て夕食のための収穫をしたり、裏山を散歩したりが一時間。今だと野いちごを摘んだりする。原稿を抱えているときは(最近は紙媒体の原稿に加えて、ブログやメルマガを始めたので、殆どいつもだ)取材のための本を読み(いつも平行して五〜六冊読んでいる)、原稿を書く。子どもが四時に戻ってくると、晴れていれば一緒に外で遊ぶ。自転車に乗って、近くの海に行ったりもする。

夕飯の準備と食べるのに約二時間。子どもたちも手伝う。食後は家族一緒の時間。でも仕事を抱えているときは、この時もコンピュータに向かっている。九時頃家族一緒にお風呂へ入り、子どもたちを寝かしつける。この時一緒に眠ってしまうこともあるし、締め切りの原稿を抱えているときは、起きだしてまた仕事をする。と、だいたいこんな感じだ。

週末はほとんど講演で全国各地を巡っている。泊まりの時は家族も連れて行くことが多いので、講演料は家族の旅費で消えてしまう。それでも何とか食べて自由に動けているので、たいへんありがたい。

少なく稼いでスローに暮らす。日本経済の発展にはあまり役立っていないけれど、それで良い。これが私流の働き方。

続きは本紙 【月3回発行】 にて。購読方法はこちらです。
[HOME]>[ コラム ]


人民新聞社 本社 〒552-0023 大阪市港区港晴3-3-18 2F
TEL (06) 6572-9440 FAX (06) 6572-9441 Mailto:people@jimmin.com
Copyright Jimmin Shimbun. All Rights Reserved.